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※このページは2022年1月現在のものです。
放送 | 2021年10月9日 – 12月25日 テレビ東京・BS11ほか |
話数 | 全ー話 |
制作 | SynergySP |
声優 | 志磨珠彦:小林裕介 立花夕月:会沢紗弥 志磨珠子:宮本侑芽 渥美綾:安済知佳 白鳥ことり:伊藤彩沙 白鳥策:土岐隼一 |
公式サイト | Wikipedia |
ストーリー
時は大正――。金持ちの家に生まれ、何不自由なく育ってきた志磨珠彦は、大事故に遭い、右手の自由と父の期待、そして母を失う。養生という名目で田舎に厄介払いされ、いつしか世の中すべてを嫌う厭世家(ペシミスト)になっていた。そんな彼のもとへ、夕月と呼ばれる少女がやってくる。珠彦の世話をするために父があてがった、妻だった。最初は夕月をうっとうしく思っていた珠彦だが、次第にその笑顔と優しさに心を開いていき――。果たして、二人は本当の夫婦になれるのか。大正ノスタルジック・ラブストーリー、開演!
みどころ!
大正オトメ御伽話の見どころは、大正の話だけど今を生きている誰もが共感できる作品というところです。ずっと親に守られ生きてきた主人公の志磨珠彦が事故をきっかけに、今まで手にしてきたものを全て奪われてしまうという残酷な内容ですが、その苦しみを克服していくという希望も感じられるアニメです。信じてきた親からの愛情が壊れる瞬間はむなしいですが、無くして得るものもあるということを教えてくれる素敵な物語です。一度失ったからもうダメだ、堕ちていくしかないのかなと辛い思いをしている人は、是非この大正オトメ御伽話を見て元気を出してほしいですし、希望を見出してほしいと感じます。ある日妻として現れる少女によって志磨珠彦がどのように変わっていくのかも見どころの一つです。
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第1話『夕月 来タル』
事故であらゆるものを失い、山奥に追いやられた志磨珠彦のもとへ、“妻”となる白無垢の少女がやってくる。
第2話『珠彦 死ス』
年が明けてもなかなか慣れない夕月との共同生活。珠彦は、彼女を意識しては気恥ずかしさに包まれる毎日を過ごしていた。そんなある日、父親から便りが届く。兄と姉に縁談が持ち上がったというめでたい内容だった。だが、自分への通達に言葉を失う。動揺を隠せない珠彦はふさぎ込み、食事もろくに取らず体調を崩してしまう。
第3話『黒百合ノ娘』
珠彦の屋敷に妹の珠子がやってきた。その振る舞いに困惑する珠彦だが、夕月はどうにか打ち解けようとする。
第4話『幸セハ月明カリノ下ニ』
夕月が熱を出して倒れてしまう。珠子が必死に介抱する一方で、珠彦は狼狽することしかできず……。
第5話『九月一日』
医者を目指すといって、急に荷造りを始めた珠子。神戸で病院を営む叔父のもとへ行くというが、突然の報告に珠彦も夕月も困惑するばかり。夕月は、珠子を送り出す前に三人で川の字になって寝ようと提案する。珠彦もまた妹を勇気づけようとするのだが……。そして珠子が去ろうとする一方で、珠彦の家には不穏な影が迫っていた。
第6話『悪イ娘』
綾に盗まれた栞を取り戻そうと、珠彦が奔走する。しかし、栞のことも綾のことも夕月には話せずにいた。
第7話『珠彦先生』
珠彦の授業が評判となり、村の子どもたちが集まってくるようになった。そんな中、珠彦はある決意を固める。
第8話『珠彦 学校ヘ』
復学を決意した珠彦。父親からの連絡はなかったが、神戸の叔父が援助を申し出てくれたことで、心置きなく編入試験の勉強に励むことができた。すべては夕月を守るため。閉じこもっていた時間が動き出そうとしていた。一方、夕月は大好きな歌手・白鳥ことりが近くにやってくると聞いて大はしゃぎ。珠彦もことりを見に行くことになり……。
第9話『策トコトリ』
憧れの白鳥ことりがやってきた。恋する乙女の応援歌を作りたいといい、夕月に恋愛とは何かを尋ねてくる。