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※このページは2021年6月現在のものです。
放送 | 2021年春 |
話数 | 全12話 |
制作 | ベアモータース |
声優 | 小熊:夜道雪 礼子:七瀬彩夏 恵庭椎:日岡なつみ |
公式サイト | Wikipedia |
ストーリー
「私には何もない。と思っていた。」ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語。山梨県北杜市の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味も無い、何も無い日々を過ごす彼女だが、ふと見かけた中古のスーパーカブを買ったことで、ちょっとずつ短調な毎日が変わり始める
みどころ
山梨県北杜市が舞台で「日野春駅」も出てきます。故郷がある人には懐かしい風景が広がっています。そうでない人にも、のどかな山間の田んぼと住宅の広がるよくある静かな田舎の風景がほっこりとさせてくれる事間違いなしです。そこに暮らす一人暮らしの少女が、スーパーカブに出会う様子から、田舎であるがために電車通学ではなくバイク通学も許される環境と思われ、その優しい絵柄と音楽から、この少女とカブを中心とした青春の物語が、ゆったりとした時間の流れの中優しく進んでいくと予想しています。また、主人公の少女がなぜ一人暮らしなのかも気になる所です。スーパーカブを取り入れている事で、特にバイク好きには興味深いストーリー展開が期待されます。
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第1話『ないないの女の子』
朝目を覚ましそそくさと朝食を済ませ、お弁当を用意し家を出る。親はいない、お金もない、趣味もない、友達と呼べる人も将来の目標もない、「ないないづくし」の女子高生「小熊」。そんな彼女がたまたま立ち寄った場所、「バイクショップ」。そこで出逢ったのは古びた1台のバイク、後に小熊の生活を一変させる「スーパーカブ」だった。
第2話『礼子』
「スーパーカブ」との生活が始まった小熊。まだぎこちなさが残るも「スーパーカブ」の扱いにも段々と慣れてきた。小熊が「スーパーカブ」に乗っていることを知った礼子。「スーパーカブ」を見せて欲しいという礼子に困惑する小熊は、放課後ならと渋々承諾する。
第3話『もらったもの』
「スーパーカブ」のエンジンをかけ、ヘルメットを被り、グローブをはめて、朝8時過ぎに家を出る。小熊の1日が始まった。「スーパーカブ」との生活も慣れてきた一方で、礼子との関係はまだぎこちない。
今日も「スーパーカブ」と一緒に昼食を食べる二人。礼子の「郵政カブ」の荷台に設置された「箱」に興味を持った小熊。そんな小熊を礼子はある場所に連れて行く。
第4話『アルバイト』
「スーパーカブ」に乗り始めて初めての夏。礼子は夏休みにでっかい事をしたいと言う。一方小熊は「学校書類の運搬業務」をすることに。「スーパーカブ」で学校間の重要書類の運搬である。運搬業務の前日、小熊はオイル交換をするため再びシノさんのお店を訪ねる。
第5話『礼子の夏』
礼子の自宅に招かれた小熊。そこで目にしたのは傷だらけになった礼子のカブだった。少し気になりながらも、料理をし始める小熊。食事中、礼子が話し始める。夏休みの間、「近くて遠い場所」に行っていた、と。
第6話『私のカブ』
いつもの教室。明日からの修学旅行を控え、パンフレットを眺めながらニヤける小熊。礼子も旅行雑誌を食い入るように読んでいる。
帰宅後の夜、自宅でもパンフレットを眺めながらニヤける小熊。ところが、翌朝、発熱し体調を崩す。落胆した小熊は、仕方なく学校に欠席の連絡を入れる。
第7話『夏空の色、水色の少女』
季節は初秋を迎え、校内は文化祭を前に不思議な熱っぽさを帯びていた。文化祭の準備に勤しむ恵庭椎。そんな椎を横目にカブの冬支度に備えてバイク用品のお店に立ち寄る小熊と礼子。昼休み。いつものように昼食を食べに行こうとする二人は、ちょっとしたトラブルに遭遇する。
第8話『椎の場所』
寒さは一段と厳しさを増していた。そろそろ外で昼食を食べるのも辛くなってきた小熊と礼子。放課後、椎から彼女の両親が営んでいるカフェに誘われる二人。そんなカフェ「ブール」はドイツ風パンを作っているお店。どうやら礼子はこのお店の常連のようだ。
第9話『氷の中』
凍えるような寒さの中、登校する小熊。「やっぱりあれを買うしかない!」という小熊に、「あれだけは絶対に嫌っ!」という礼子。昼食。椎からの差し入れで温まる二人。帰り道、椎は自宅のカフェに二人を誘う。どうやら二人に防寒対策として薦めたいものがあるようだ。
第10話『雪』
学校も冬休みに入った。寒さ対策も万全の小熊。これで自由にスーパーカブで走り回れる、今まで通りいつでも、どこまでも。朝目を覚ますと外は雪に覆われた銀世界が広がっていた。スーパーカブに乗り始めて初めての雪だった。
第11話『遠い春』
小熊の家で夜ご飯を食べる小熊、礼子、椎の3人。後片付けの手伝いをする椎。「この冷たくて暗い冬を、どこかに消して欲しい」と懇願する椎に、出来ないと話す小熊。翌日も寒々しい街と平穏な日々が続く。
最終回・第12話『スーパーカブ』
遠くの場所で桜が咲いている。春はそこまで来ている。桜を見に行く計画を立てた3人は、早朝、旅支度をして北杜市を出る。私たちは今日旅に出る、スーパーカブと共に。
『スーパーカブ』期待の声
のどかな田舎町に暮らす高校2年生の女の子・小熊の日常を通して、彼女やその周りの少女たちの青春を垣間見れる事を、そしてそこには人との接着剤かの様に存在する「HONDA スーパーカブ」の様子も見られる事も、バイク好きにはとても楽しみな部分でもあります。家族も友達もいない様子の彼女は、なぜ一人暮らしをするようになったのか?その過去も気になりますが、彼女の性格と暮らしぶりと共に、これからカブを通してどんな交友関係が広がって行くのかも楽しみにしています。(50代女性)
ホンダ?スーパーカブが全世界1億台生産突破記念として描かれた作品。主人公の小熊は親なし、友達なし、趣味なしの孤独な高校生。でも自分の状況について悲壮感は持っていない。とても飄々としているため、作品がそこまで重い雰囲気にはなっていない。。そんな彼女がひょんなことからカブに出会い、免許を取得しカブを購入。カブと共に走る高校生活が始まった。カブに乗ることで彼女の人生の景色が変わっていく。同じ高校のカブ仲間と出会い、バイトやツーリングなど様々な経験をする。カブ×女子高生というのも一見ミスマッチな感じだが素朴な主人公の性格にとても合っている。人であれ何か物であれ、かけがえのない存在と出会うことでどんな境遇も軽やかに乗り越えられることを教えてくれる作品です。(30代女性)
作品の舞台になっている山梨県北杜市は高校時代まで過ごしていた地域なので、実家のある自治体がアニメ化されるのはとても楽しみです。原作でも自分が実際に訪れた場所や道路がたくさん登場しており、普段アニメに触れてこなかった地元の人たちもワクワクしています。テレビアニメ『ゆるキャン△』や旅バラエティ番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』でもバイクで山梨を訪れることがあったので、自然が豊かで過ごしやすい山梨をスーパーカブで走り抜ける女子高校生の日常がどのように描かれるのかが楽しみです。(30代女性)
私はバイクをはじめ、乗り物に全く興味がないタチですが、この作品のキービジュアルにはかなり心惹かれました。少女と無骨な機械という組み合わせは、どうしてこうも人の心を掴むのでしょうか。キービジュアルだけですでに大きく魅力的なギャップが演出されており、このアニメを見てみたいな、という気持ちがわいてきました。バイクの忠実すぎる描写が、アニメの絵柄に馴染んでいる点もまたすごく、こんな素敵な映像がずっと見られるのかな、と期待しています。(30代女性)
両親も趣味も何もなかった女子高生が、中古のスーパーカブと出会い、人生が少しずつ変わり始めるというストーリーに希望が感じられて期待が持てます。「スーパーカブ=乗り物」というイメージしかなかったのが、人ひとりの人生に彩を与えてくれるものと捉えたら、とてもすごい存在な気がしてますますスーパーカブとの日常を見てみたくなります。一人ぼっちの主人公の毎日が、どんな色に変わっていくのかと思うと楽しみでたまりません。(30代女性)