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※このページは2021年4月現在のものです。
放送 | 2021年冬 |
話数 | 全12話 |
制作 | GoHands |
声優 | 嵐柴エイジ:高坂篤志/嵐柴カズマ:千葉翔也/茶木縞カガミ:榎木淳弥/鷲峰ラン:益山武明/烏末ジン:野上翔/龍眞コウガ:八代拓/虎尊イツキ:畠中祐/甲斐ヤマト:ランズベリー・アーサー/鞍馬ホクト:福原かつみ/先代フレスヴェルグ:津田健次郎/先代モリガン:上田燿司 |
ストーリー
東京――『暁特区』。国が新たに打ち立てた経済特区予定地で、大企業『サキシマホールディングス』に行政権が譲渡された。特区内でのみ適用される課税軽減などの利権を巡り、敵対企業が陰謀を巡らせた結果、大型暴動・暁抗争が勃発。内政は荒れ果て、サキシマホールディングスも解体。暁特区は国の自治も及ばない不管理地域となる。その無法地帯となった街を守る男たちがいた。「ディヴァイン・タトゥー」という、荒ぶる神獣の力を封じ込めたタトゥーを持つ人間、通称『スカード』はそれぞれ固有の特殊能力と、全ての攻撃を無力化するほど――銃弾が身体に届く前に弾け飛び、刀は砕ける――の防御力を与える。タトゥーの能力を生かし、街を守る「ヘリオス」、組織を守る「アルテミス」、秩序を守る「公安特務」たちが新興勢力となり、暁特区に鎮座する。未だ日常的に、微力ではあるが抗争が続く中で、それでもなお彼らは自らの「正義」を貫く。これはそんな激動の中を生きる彼らの、当たり前の日常を描いた物語である。
みどころ
無法地帯と化した暁特区という街に住む住人達の中に神を封じたタトゥーを宿すスカードと呼ばれる若者達が街で起こる事件を解決する青春アニメです。スカードと呼ばれる者達は主に3つの組織ヘリオス、アルテミス、公安特務に分かれていて始めは対立していたけど事件や困難を一緒に乗り越えるうちに信頼が生まれ仲間となっていきます。組織が3つもあるので登場人物が多く個性的な性格やタトゥーの種類が面白く、能力もタトゥーによって違いがあり戦いで活躍するのは見ものです。声優陣も人気声優さんが勢揃いしていて主題歌はメインキャラクター8人によるものなので是非ストーリーと合わせて楽しんで欲しいです。暁特区の背景は実写版のようにリアルで綺麗ですし、キャラクター達はアニメーションですが背景とマッチしていて物悲しい雰囲気が作品の世界観を表しています。
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第1話『この街に英雄がいた』
荒ぶる神々を宿し、銃弾をも弾き返す力を与えるディヴァイン・タトゥー。捨てられた街、暁特区の不法 居住区B1<ビーワン>で逃がし屋を生業とする青年・ヤマトは、困っている人間を誰でも助ける男。 ある日、ヤマトは「暁の英雄」と呼ばれる男、『ケルベロス』のタトゥーの宿主<スカード>エイジと出会う。 一戦を交え意気投合する二人だが、特区外のマフィア・ダスクの陰謀により、戦いに巻き込まれてしまう
第2話『ケルベロス』
ダスクとの戦いの後、ヤマトは病院で『警視庁公安部総務課スカード対策特務係』であるコウガに拘束されていた。「エイジは死んだ」と強く言われ、ヤマトはエイジから受け継いだタトゥー『ケルベロス』を公安特務のために使うようコウガに迫られる。大切な弟・ミナトをも人質に取られ、選択の余地はないと思われたヤマト。更に収容された仲間を取り戻すため、『ダスク』が病院を襲撃。悩む兄に、ミナトはある言葉を伝える。
第3話『アルテミスの双翼』
ヤマトはヘリオスのメンバーにエイジの死の顛末を伝えるが、エイジの死に関わった可能性がある謎の男『フェンリル』のスカードとの関係を疑われる。更に「ケルベロスを返せ」とエイジの弟・カズマと衝突。そんな中、ヘリオスと対立しているチームアルテミスに追われる少女が助けを求めてやってくる。少女を逃がすため動くヤマトとカズマだったが、その先にはアルテミスのスカード、ランとジンが立ちふさがる。
第4話『公安特務』
『フェンリル』のスカードを探すカズマと、その後を追っていたヤマトは、街に響く破壊音を聞く。幾つもの大きな爪痕が残るものの、そこに『フェンリル』の姿はなかった。一方、公安特務の2人がティターンを訪れる。鉢合わせしたヤマトは身の危険を感じ逃走するが、イツキがそれを追う。残ったカズマも『ケルベロス』を拘束しようと動くコウガと衝突。刃を振り下ろすも、コウガのタトゥー『ファフニール』によって阻まれてしまう…。
第5話『我ら双翼は誓う』
アルテミスのランとジンは外部マフィア・ダスクとの内通者と、アルテミス構成員を襲撃した『フェンリル』のスカードを追っていた。2人は『フェンリル』の情報を手に入れるためにヘリオスの拠点であるティターンを訪れる。そこで明かされる事実とは…。
更にランとジンはこの事件を打開するため、先代『フレスヴェルグ』のスカードであり、師でもある男がいる児童養護施設を訪れる。昔と変わらず2人を迎え入れる先代だったが…。
第6話『力による仕事』
虎尊イツキは公安特務の下、幼少期から戦闘のためだけに育てられた過去を持つ。彼は以前ヤマトが見せた捨て身の戦いに、いまだかつて抱いたことのない感情を覚えていた。
公安特務が軟禁しているヤマトの弟・ミナトの元へ出向き、ヤマトに関して尋ねるもその感情に答えは出ない。その頃、カズマは度重なる戦闘で疲労し、熱を出していた。カガミの説得により療養することにしたが、ヤマトがカズマにたまご酒を作ると言い出し…!?
第7話『ダスク現る』
カズマは『フェンリル』のスカードの足取りを掴めないことに苛立っていた。そしてヤマトが自分よりも先に『フェンリル』と交戦したことで感情が爆発し、ヤマトに戦いを挑む。しかし全て受け流され、いとも簡単に一撃をくらってしまう。バンリから日本刀を渡された過去を思い出しつつも無力な自分に焦りを覚えるカズマ。そんな彼の目の前に『フェンリル』のスカードが現れ…。
時同じくして、ダスクがカズマを狙い行動を開始する。
第8話『夜明け』
ダスクの罠にかかり、戦闘不能に陥ったカズマ。B1<ビーワン>側から侵攻してくるダスクに、ヤマトは地の利を生かして単独で迎え撃つことを決意する。その間、ヘリオスだけを狙うダスクのリーダー・鞍馬ホクトは用意周到に立ち回る。英雄・エイジの代わりに、と孤軍奮闘するヤマトだったが、圧倒的な数の敵に徐々に追い詰められていく。その時現れた一台の車…。
――そして満月の元、立ち上がる者がいた。
第9話『魔狼の爪痕』
ダスクは暁特区の襲撃に失敗し、警察に捕縛され、カガミとヤマトはダスクと『フェンリル』との関係性を調べていた。未だ傷が残るカズマはホクト相手に自らの未熟を痛感し、心配するカガミを振り切って『フェンリル』を単独で追う。そしてダスク襲撃の翌晩、普段通りアルテミス・ファイナンスに出勤したランとジンを迎えたのは、倒れている自社の構成員たち。部屋へ急ぐと、そこには襲撃を受け倒れたアズサの姿が…
第10話『月と太陽と』
ヤマト達を「敵」と断言し襲いかかるランとジンは、とある情報を入手し、『フェンリル』をあぶりだす算段を立てていた。夜のアズサに傷をつけるほどの力を持つ『フェンリル』。2人は双翼の誇りを懸けて『フェンリル』と対峙することを決意していた。そして病院で横になるカガミを見つめながら、カズマはカガミが自分にとって唯一残った仲間、必要な存在であることを再確認する。
“大切な人”を守るため、対峙する彼らの行方は――。
第11話『フェンリル』
『フェンリル』はカズマだった。それは三年前にも突然現れた。邪悪な意思でカズマを支配する『フェンリル』。その暴走を止めたのはエイジたちヘリオス…カズマに『ケットシー』を継承することで奴を封じたのだった。だが、エイジの死で衝撃を受けたことによってその封印は綻んだ。
カズマの姿で『フェンリル』はこれまでの事を語る。彼は全てを知っていた。そして『フェンリル』の口から驚くべきもうひとつの真実が明かされる。
第12話『暁封鎖』
コウガの指揮により機動隊が「暁特区完全封鎖」に動く。全てはコウガがカガミに”ある事”を提案したことから始まった。また、カズマを支配した『フェンリル』が戦いと破壊の果てに死ぬつもりだということも明らかになる。
ヤマトはカズマを救うために戦いに赴く。ランとジンは動けないアズサを守るため。コウガとイツキは特区のスカードを無力化し、国の損害を減らすため。スカードたちはそれぞれの正義をかけて激突する。
最終回/第13話『暁の英雄』
激戦を続けるランとジン、コウガとイツキ。しかし、ヤマトを倒した『フェンリル』が機動隊と交戦したことで4人は休戦。双翼は『フェンリル』を倒すため、コウガとイツキは機動隊を援助するため…各々の目標に向かって動き出す。
その頃、エイジは『フェンリル』の前に立ちふさがっていた。すべての戦いは家族のために…カズマを取り戻すため、『フェンリル』に銃を向ける。しかしケルベロスを失ったエイジの銃弾は『フェンリル』に弾かれ…。


カガミのケルベロスを奪うという願いは叶ったけど、戦いから退いてもらう願いは叶わなかったわけだけど、
最終回にきてカズマを救う鍵がやっぱりヤマトっていうのが良かったです。”

そしてカガミの魔弾のおかげで無事にフェンリルも封じ込めたし、エイジも生きていたし、色々話が複雑だった気がするけど、ハッピーエンドだったのが良かったです。
ミナトに対するイツキの不器用な優しさは、素敵な関係ですね。”