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※このページは2021年9月現在のものです。
放送 | 2021年7月1日 – 9月16日 TOKYO MXほか |
話数 | 全12話 |
制作 | サンジゲン |
声優 | サリー:白石晴香 ミコト:東山奈央 フラウ:M・A・O ホーソン:増田俊樹 キャロット:戸田めぐみ 犬:斉藤次郎 ウィニー:戸松遥 ミリア:峯田茉優 皇鬼:平川大輔 轟鬼:村井美里 ジュセリノ:久保ユリカ アトラ:鈴華ゆう子 忠鬼:八代拓 吸血鬼:三上哲 樹鬼:麦人 |
ストーリー
昔々のお話です。ある所におじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に──(中略)ついには鬼を退治しましたが、外国にも鬼がいるようなので…桃太郎は海を渡りました。すごいのは倒したこと 喜ぶべきは救ったこと ただ一つ…駄目だったことは……────楽しんだことこれはもしもの話だが……もし流れてきた大きな桃が一つではないとしたら…日本に流れてきた桃が複数あるうちの一つに過ぎないとしたら…
みどころ!
誰もが知る昔話【桃太郎】がもし鬼退治をしに海まで渡っていたら…のIFから広がる物語です。この作品は、冒険していく中で出会う敵:鬼や亜人といった人種への考え方の相違や差別に主人公がどう考え向かっていくのかが見所です。作中、人間を憎むように作られている鬼の中にも人間との平和や共存を望む者もいたり、同じ人間でも亜人に対して差別的な態度を取る人もいたりします。そういった多種多様な考えを持つ人たちと出会いながら、箱入り娘だった主人公が自分の理想を明確にしていくところが最大の魅力です。また、主人公や旅人のミコトの眼に宿る【桃の眼】が一体なんなのかという不思議や、何故ミコトが必要以上に鬼を憎むのかといった謎も物語が進むにつれて明るみに出てくるところも目が離せません。
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第1話『元姫と卯人』
旅に出たサリーは、行き倒れていた亜人のフラウと出会う。助けてくれたサリーに懐き、旅に付いてくるフラウ。
そしてサリーはフラウを通して、外の世界に亜人への差別意識がはびこっていることを知る。
そんなサリーとフラウの前に現れる、リムダール王国騎士団のホーソン。ホーソンは有無を言わせず二人を投獄して……。
第2話『鬼と人間』
高鬼のセトに蹂躙されるリムダール王国。そんなセトに戦いを挑んだのは、ミコトと同じ『桃』の力に覚醒したサリーであった。覚醒した力に高揚し、セトを圧倒するサリー。一方、セトに同行した高鬼の眼鬼は、ミコトと遭遇して……。
ふたつの『桃 』と、ふたり の高鬼――その戦いの行方は!?
第3話『サリーと岐路』
名も無き中鬼の根城で、皇鬼が主催する『百鬼会』が開催される。
一同に集いし名だたる高鬼を前に、モモタロウ(ミコト)によって鬼が滅亡の危機に瀕していることを訴える皇鬼。
鬼たちの間に動揺が広がる中、武闘派である『轟鬼』は、皇鬼がよからぬ企みを抱いているのではないかと疑うが……。
皇鬼の口から、密かに思いを寄せていた眼鬼(キャロット)が、モモタロウの手で残酷に殺されたと伝えられて――
第4話『姫と桃』
人を食らう鬼による侵略が進む、とある世界。アルダレイク王国の王女・サリーはある日、旅人のミコトと出会う。
生まれ育った国から出たことのないサリーは、外の世界を旅することに憧れを抱いていて――ミコトの旅に付いて行きたいと願い出る。
そんな中、鬼の軍団の襲撃を受けるアルダレイク王国。
サリーにも、鬼の魔の手が迫る!
危機を救ったのは、意外にも……。
第5話『フラウと吸血鬼』
サリーたちが次にやって来たのは、『吸血鬼』が人々を襲っていると噂される街。
そこでもやはり、亜人であるフラウは差別される。
サリーの力で差別する人間を懲らしめてやればいいと訴えるキャロットに、「私の力は人間には使えない」と答えるサリー。
サリーに心を許しかけていたキャロットは、「それこそ差別じゃないか」と、不信感を
抱いて――『吸血鬼』を見つけ出すと、この街の人間を皆殺しにしてほしいと頼むのであった。
第6話『キャロットとミリア』
一度は吸血鬼によってその命を奪われたフラウ。天国で天使アトラと再会したフラウは、
現世に復活すると同時に、異形の姿に一時的に変わると――その強大な力で吸血鬼を打ち倒した。
時を同じくして、ミコトは記憶を失ったミリア(髪鬼)と鉢合わせに。
そこへ、髪鬼捕縛の命を受けた『名も無き中鬼』が現れて……。
第7話『種族と居場所』
蒼面鬼の鬼砲によって、リムダール王国は一瞬で消滅してしまった!
守るべき国を失い、途方に暮れるホーソン。サリーはホーソンを旅の仲間に迎え入れる。
ミコトに角と眼を取られ、鬼力を失った眼鬼あらためキャロットも加わり、旅の道中は一気に賑やかになった。
そんな中、サリーはミコトとばったり再会を果たして……。
「差別ってなんだろ?」と、旅の道中を通じて生じた疑問を投げかけるのであった。
第9話『ミコトとミコト』
「昔々のお話です。ある所に、おじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に。中略――」
桃から生まれた桃太郎こと吉備津彦命は、鬼ヶ島に乗り込むと、鬼の大将を見事に討ち果たしました。めでたしめでたし――
否、この物語には続きがあった。
戦いを終えた吉備津彦命はある日、鬼と人との間に生まれた少年と出会って……。
第10話『戦禍と恨み』
仲間を救うべく、駆け出すサリー。
街を襲撃した轟鬼の仲間・バスゥと戦うフラウ。
かつての味方である伸鬼に襲われるキャロット。
轟鬼の圧倒的な力を前に、死を覚悟するホーソン。
それぞれの思いが交錯する中、間一髪でホーソンの命を救ったのは――
第11話『理想と現実』
ホーソンの知る『西の森の魔女』、ウィニーの元を訪れるサリー一行。
サリーはウィニーに、魔法を教えて欲しいと願い出る。
ウィニーの元で修行を始めるサリー。そこへ、エルフと爬人の族長がやって来る。
対立する両種族が顔を揃えた、その理由とは――封印されし強大な鬼、『樹鬼』を葬り去るためだった。
『ピーチボーイリバーサイド』期待の声
日本昔話の桃太郎の話が基礎になっていて鬼退治が成功した後のお話なんて興味深いです。しかも鬼退治が楽しくて止められないというダークな設定なのがゾクゾクします、流れて来た桃が一つじゃないとは何が起きるのか全く予想が出来なくて面白そうです。外の世界が見たいお姫様サリーが桃の力を持ち鬼退治を楽しんでいるミコトに興味を持ってしまってキュンと恋バナの展開も期待しているけど、鬼退治に喜びを感じているダークな感じがどんなものか楽しみです。人間の街を転々として獣人や仲間になりそうな者と出会うのは楽しみですね、鬼の種類も沢山いて強い者まで登場するので戦闘シーンも期待しています。鬼退治の為に旅をしているので世界がどこまで広がるのか楽しみだし、サリーがどんな風に成長するのかも期待しています。(30代男性)
誰もが読んだことのある桃太郎のお話の概念を覆すかのようなストーリーに、ますます興味が惹かれます。鬼を退治して終わり!ではなく、海を渡っちゃったり、どんぶらこと流れてきた桃が一つではなかったとしたら?など、スケールのでかい「もしもストーリー」がどんな風に展開されていくのかとても楽しみです。鬼を倒して一番ダメだったことが”楽しんでしまったこと”という、なんとも意味ありげな紹介のしかたが、逆に好奇心を掻き立てられます。(30代女性)
その生き物はお腹が減って倒れていたが、サリーは仕方なくニンジンを与えてしまう。
サリーは誰かを探しているようだったが、その絵があまり上手ではないと思った。