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NARUTO -ナルト- 疾風伝(第2期)

Contents

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放送 2007年冬
話数 全500話
制作 studioぴえろ
声優 うずまきナルト:竹内順子/春野サクラ:中村千絵/はたけカカシ:井上和彦/うちはサスケ:杉山紀彰/火影・綱手:勝生真沙子/風影・我愛羅:石田彰/土影・オオノキ:西村知道/水影・照美メイ:日野由利加/雷影・エー:手塚秀彰
ED曲・挿入歌も見る
ED「MOTHER」ムック

ED「さよならメモリー」7!!

ED「I Can Hear」DISH//

ED「夢を抱いて 〜はじまりのクリスロード〜」Rake

ED「ブラックナイトタウン」近藤晃央

ED「虹」真空ホロウ

ED「FLAME」DISH//

ED「Never Change feat.Lyu:Lyu」SHUN

ED「だめだめだ」トミタ栞

ED「Spinning World」ダイアナ・ガーネット

ED「言葉のいらない約束」sana

ED「虹の空」FLOW

ED「トラブルメイカー」KANIKAPILA

ED「そんな君、こんな僕」Thinking Dogs

ED「青のララバイ」黒猫チェルシー

ED「ピノとアメリ」石崎ひゅーい

ED「旅立ちの唄」あゆみくりかまき

ED「絶絶」Swimy

挿入歌「雄叫び」遊助

挿入歌「尾獣数え唄」うずまきナルト


ストーリー

あの終末の谷の激闘から約二年半――。自来也との修業の旅を終えて久し振りに里に戻ったナルトを待っていたのは、医療忍者として頼もしく成長したサクラと相変わらずのカカシ。そして成長を遂げたかつての仲間達だった。しかし再会の喜びもつかの間、木ノ葉に衝撃の報せが入る。砂隠れの風影となった我愛羅が“暁”に連れ去られたのだ!動き出した“暁”の目的は全ての尾獣を狩ること。同じ苦しみをもつ人柱力として我愛羅の身を案じ、憤るナルトは綱手の命のもとサクラ、カカシと共に三人一組を結成!我愛羅救出の任に赴く。圧倒的な力をもつ“暁”との対決の行方は!?そして大蛇丸転生の準備が整いつつあるサスケの運命は!?ナルトの戦いが新たなる風を巻き起こす!

みどころ!

「NARUTO-ナルト- 疾風伝」は「NARUTO」の続編となる物語です。ナルトが仲間であり、親友であるサスケを連れ戻すために修業に出て約二年半後。木の葉の里へと帰ってきたナルトとその仲間たちの活躍を描いた物語です。サスケを連れ戻すために奮闘するナルトと、そのナルトの中に封印された九尾を狙う組織、暁との戦いを描いています。またそれらと同時進行でサスケも一族殺しの兄・イタチへの復讐のために奮闘します。ナルトとサスケが行きつく二人の運命は物語を最後まで見ないとわかりません。二人の戦いはやがて忍の世界全体を巻き込み、とても規模の大きいものとなっていきます。その中で二人は多くの人との出会いと別れを経験し、成長しながら物語が進んでいきます。

視聴者の感想(ネタバレ含む)

視聴者の感想を見る
30代男性
少年向けのアニメーションでは珍しく忍のナルトが恩師を殺害された敵であるペインと対峙して倒してしまう復讐劇が当然に思われる所で、対話をすることで許す展開に物語が流れるという世界的にも画期的と思われる手法を用いているのが凄く、この部分だけでも見る価値ある作品だと思います。
30代男性
ジライヤ先生のもとで修行を受けてつよくなったナルトが、先生たちに守られるばかりなく、自分でも先陣を切って暁のメンバーに挑んでいく展開が面白いです。敵の能力が反則的に強いもので、それをうまいこと攻略して勝ち進んでいく展開には引き込まれるものがあって楽しめました。
20代男性
当初は、サスケの闇落ちから少し萎えました。また、ナルトの暑さ。個人的に自分にはないものなので引く部分もありました。しかし、物語が終盤になるにつれて、お互いがお互いに歩み寄り、丸くなっていく様子が見れました。これが人間というものなのかもしれない。そう思いました。
30代男性
ナルトとサスケのバトルがとても面白くてよかったです。ナルトが九尾と仲良くなったのがとてもすごいと思います。ナルトの技がとてもかっこよくてよかったです。自来也が亡くなってしまったのがとてもビックリしました。
20代男性
修行して里に帰ってきたナルトの活躍がみれるものでした。螺旋丸を一人でも作れるようになり、進化した技の螺旋手裏剣まで使うようになる成長ぶりが見れて感動できます。サスケとの複雑な人間関係を越えて終焉に向かっていく激しい物語展開も楽しめました。

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第401話『ナルト、仇討ち指南塾』

イナリ、タヅナと久々の再会を喜び合うナルトとサクラ。二人は波の国の任務のすぐ後に巻き込まれたある出来事を思い出す。約三年前、「逃げ出したダチョウを捕まえて連れ戻す」というD級任務を終えた第七班が立ち寄ったとある宿場町では、無念の死を遂げた親戚の仇を討つべく、ツカドという男が犯人の男(カタズ)に仇討ちを仕掛けようとしていた…。

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第402話『我愛羅「絆」』

木ノ葉壊滅の報は砂の国にも届いていた。自国に有事が起こった場合に備え、一人黙々と傀儡を仕込むカンクロウ。するとそこに我愛羅とテマリがやってくる。同盟国である木ノ葉の惨状を案じるカンクロウとテマリに、「あの里にはうずまきナルトがいる」と呟く我愛羅。その脳裏に、木ノ葉崩し後にナルト達木ノ葉の第七班と共同で行った、ある任務での出来事が蘇る…。

第403話『ナルト・アウトブレイク』

綱手の看病をしているサクラの元を訪れるナルト。戦いでの疲れを微塵も感じさせないナルトの元気な様子に、サクラは昔里で起きたある騒動の事を思い出す。三年前、サクラが突如高熱に襲われ、倒れた事があった。その症状はある村で発生した「忍のチャクラを熱に変えてしまう謎のウイルス」による症状と酷似しており――最後にサクラと接触したナルトには、その村を訪れた記録があったのだ…。

第404話『出撃!テンテン班』

里の復興の為、必要な忍具を調達しに「木ノ葉忍具研究所・分室」を目指すテンテンとネジ。人里離れた山中にある施設を目指す二人は、かつて研究所を訪れたときに起きたある事件の事を懐かしく思い出す。当時、怪我の治療の為任務につけないリーの代わりにナルトを加えた三人一組で研究所に赴いたテンテンとネジは、風変わりな忍具研究者イオウとその助手ショウセキに迎えられるが…。

第405話『アニマル番外地』

とある森の中、ひしめく子供ダチョウを前に立つ風格ある一羽のダチョウ――名はコンドル。コンドルはかつてナルト達第七班が捕獲したダチョウである。しかし逃亡を繰り返し、修業を重ねたコンドルは今では人語を操る忍ダチョウに成長していた。興味津々の子ダチョウ達を前に、コンドルはナルトと繰り返した闘争の歴史を語り始める…。

第406話『ああ、青春の漢方丸』

中忍試験で我愛羅戦に受けた傷が癒えず、ロック・リーが入院生活を余儀なくされている頃。ふとしたことから、ナルトはリーのためにガイが作成した特製青春ドリンクを飲み干してしまう。慌ててガイにドリンクの追加作成を依頼するが、そのために必要な薬『徐福草』の在庫は切れてしまっていた。次の任務の行き先が徐福草の生息地だと知ったナルトは、リーのため、徐福草の入手を決意するが…。

第407話『ド根性師弟修業編』

里を抜けたサスケを取り戻す為、暁から己を守る術を身につけるため、自来也と共に修業の旅に出たナルト。写輪眼が得意とする幻術への対抗策を身につけさせようと考える自来也は、昔世話になったという村へナルトを連れて行く事にする。村を囲む樹海には特殊な磁場があり、脳内のチャクラに影響を与え人々を幻術に似た状況に陥れるのだ。到着した自来也は顔見知りの少年タニシと再会するが…。

第408話『ド根性師弟忍風録』

村は雨隠れの半蔵の右腕であった忍、カンダチによって人質を取られ、完全に支配下に置かれていた。村を救おうと立ち上がるナルトと自来也だが、雨忍の報復を恐れたタニシがナルト達の正体をばらし、作戦を台無しにしてしまう。怒り狂い、人質を口寄せの生贄にしようとする雨忍達。力を合わせ、村人達を救おうとするナルトと自来也だが、カンダチの口寄せ・貝螺王の能力に追い詰められていく――

第409話『サスケの肉球大全』

猫科の肉球スタンプを集めた書『肉球大全』を完成させるため、サスケ達第七班に最後の一枚を取ってくるよう依頼する武器商人の猫バア。Dランク任務の為、カカシ抜きの7班が任務に向かう事になるが、その最後のターゲットというのは忍猫界の裏を仕切る超大物・猫又だった。難攻不落の砦に守られ、数多の忍猫を従える猫又の元に潜入する為、ナルト達がとった秘策とは。そしてその任務には衝撃の秘密が隠されていた…

第410話『ナルトと老兵』

時は里が木ノ葉崩しを受けた直後の頃。虎視眈々と里を狙う他国の忍達への牽制の為、ナルトは上忍ハヤマの隊に参加し北の国境パトロールに赴く事になる。しかし隊には、とても忍には見えない鉄鍋を背負った老人がいた。名はコスケ。万年下忍の異名をとるコスケは五十年も下忍として働いているのだという。夜営を続けながら警戒を続けるナルト達だが――襲撃をかけてきた敵の規模は、予想を遥かに超えるものだった。

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第411話『カカシ恋歌(こいうた)』

任務帰りのナルト達第七班は、暗部に引っ立てられて行く美しい女性を目撃する。名はハナレ。女芸人に扮して木ノ葉の情報を探ろうとしていたくノ一だという。ハナレの任務内容と背後にある里を調べるべく、早速情報部の面々によって、ハナレの尋問が開始されるが、強情なハナレはけして口を割ろうとしない。ならばといのいちが直接ハナレの脳内に探りを入れると、そこにはなぜか幼い頃のカカシの姿が映りこんでいた…。

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第412話『ネジ外伝』

中忍試験本選の最中、ナルトに敗北したネジは医務室で傷を癒していた。気遣ったテンテンが見舞いに訪れたその時――大蛇丸による木ノ葉崩しが勃発する。里が混乱の坩堝と化す中、客席に駆けつけるネジとテンテンは傷つき倒れた日向の長老を発見する。長老は試合観戦に来ていた雲の忍二人組によってヒナタが連れ去られた事を告げ、ネジに白眼の奪還を命じる。テンテンと、キバと赤丸が任務に加わり、基本小隊でのAランク任務がスタートする。

第413話『二度死んだ男』

自主練を終えた帰り道、岩に張られた奇妙なお札を発見するナルト。深く考えずに剥がして帰るが、その晩寝ていると、枕元に男の幽霊が現れる。ビックリするナルトだが、幽霊のほうも自分がお化けになっている事に驚いている様子。なんと幽霊は記憶喪失だったのだ。お札に残っている文字から幽霊の名が「寄介」である事はわかったが――。一方その頃、木ノ葉の里では新たな警備網を実現すべく、重大な会議が行われていた。

第414話『最悪の二人三脚』

大名の妹が大切にしている黄金像を取り戻す為、盗賊を追う第七班。二手に分かれる必要があるため、連絡手段を残してカカシが去った所で、件の盗賊団が目の前に現れた。指示通りカカシに連絡しようとするサクラだが、功を焦ったナルトとサスケが飛び出してしまう。結果、黄金像は取り戻せたものの、連絡手段は奪われ、サクラが人質となってしまった。更にまずい事に、敵の術によってナルトとサスケの手はゴムボールに包まれ、完全に繋がってしまい…。

第415話『連携、第十班』

長年盗賊団の被害に悩まされているとある村に派遣される、第七班と第十班の面々。断崖にあり、天然の要塞と化した盗賊のアジトを叩く為、上忍のカカシとアスマは潜入ルートの確保に出向く。残された下忍たちだが――その目前で、寝返った元盗賊団のトウフウが敵にさらわれてしまう。のっぴきならない事態に緊張する下忍達。知将と呼ばれるバジ率いる数十人の盗賊と、人質、頑強な砦を前に「策士」シカマルが打った手とは――

第416話『闇への疾走』

ナルトの驚異的な成長に焦りを覚えるサスケ。イタチに歯が立たなかった己のふがいなさに苛立ち、ナルトとの対立を深めつつあった。このままでは任務に支障をきたしかねないという綱手の判断で、サスケとナルトに別々の任務を与えて、冷却期間を設ける事に…。ナルトとサクラは大名縁者の娘ナホを村まで送るという任務につくが、何故かナホは護衛をサスケに頼みたいと駄々をこねる。一方、火の国領内に入り込んだ忍の偵察に出るサスケとカカシは、とんでもない事実に突き当たっていた。

第417話『六代目火影ダンゾウ』

跡形もなく崩壊した木ノ葉の様子に唖然とする雲隠れのサムイ小隊。ともかく雷影より預かった書状を火影に渡そうとするが、現れたダンゾウは自分が新たな火影である事を告げ、書状を受け取るのだった。一方、駆けつけたキバにより、倒れた綱手のかわりにダンゾウが火影になった事、さらに抜け忍としてサスケを始末する許可を出した事を聞くナルトとサクラ。憤り、ダンゾウに撤回させようとするふたりだが、カカシは逸る二人を制止する。

第418話『五影会談前夜』

雲隠れのカルイ、オモイに連れられ、サスケについての情報を渡せと迫られるナルト。二人が師匠を想う気持ちに打たれ、一度は情報を渡す事を了承したものの、やはり仲間を売ることはできないと思いとどまる。その代わり、気がすむまで殴ってくれと申し出るナルトに向かって、容赦なく拳を叩き込んでいくカルイ。無抵抗に殴られ続けるナルトを見つめる、サイの胸中にあるものとは――。一方、火影となったダンゾウは五影会談に出席する為、根の者の中から手練れの護衛を呼び出すのだった。

第419話『五影登場!』

各里の人々に見送られ、五影会議へと旅立っていく五影たち。同じく議場へと向かうダンゾウは、道中、謎の忍達の襲撃を受ける。戦闘にてこれを殲滅するダンゾウは、なんとしても今回の会談を成功させ、火影としての足場を固めようと考えていた。一方、雷影にサスケの助命嘆願をするため、ヤマト、カカシと共に旅立つナルト。五影会談の開催前に雷影に接触すべく、サムイ達の尾行を開始するが…

第420話『ナルトの嘆願』

雷影と対面するナルト、カカシ、ヤマト。サスケ抹殺に始まる復讐の連鎖を食い止めるべく、土下座してサスケへの処分撤回を嘆願するナルトだが、雷影はまったく取り合わなかった。無力感の中、涙を流しうなだれるナルト。一方、五影会議開催国である鉄の国に次々と到着する五影たち。それぞれの思惑を腹に抱えたまま、互いを訝る剣呑な空気の中、五影会議が幕を開ける。

第421話『苦渋の決断』

暁に対抗する為、忍連合軍の結成を呼びかけるミフネ。連合軍の指揮を火影に持たせたいと提案するが、それはダンゾウの策略によるものだった。ダンゾウは右目に、人を意識下で操る瞳術の使い手であった、うちはシスイの瞳を隠していたのだ。一方、木ノ葉の里ではサクラの元をサイが訪れていた。告げられたナルトの行動に驚くサクラに、サイはサスケ同様、サクラもまたナルトを苦しめているのではないかと問いかける。

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第422話『疾走(はし)る雷(いかずち)』

突如、ナルトの前に現れたマダラ。カカシとヤマトは戦闘に突入するが、ナルトに興味が出てきたと語るマダラは、ナルト達にイタチの身に起きた真実を語り始める。一方、鉄の国ではサスケ達の侵入に気付いた侍たちと鷹の面々の戦いが繰り広げられていた。次々と侍達を薙ぎ払いながら、標的であるダンゾウを探すサスケだが――その眼前に、怒りを滾らせた雷影と雲隠れの忍達が立ちはだかる。

第423話『サスケの忍道』

マダラからイタチの真実を聞かされ、茫然とするナルトたち。更にマダラは伝説の六道仙人とその後継者である二人の息子に端を発する、永劫に続く憎しみの呪いとうちは一族の関係を明かすのだった。一方、鉄の国ではダンゾウを狙うサスケと迎え撃つ雷影が、互いの身を削る、激しい死闘を繰り広げていた。『天照』の黒炎をものともせずに攻撃を仕掛ける雷影だが――突如、両者の間に風影・我愛羅が割って入る・・・

第424話『五影の実力(ちから)』

我愛羅、テマリ、カンクロウ、ダルイによる総攻撃を『須佐能乎』で防ぎ、フロアそのものを破壊するサスケ。感知能力を持つ香燐を引きつれダンゾウのいる会場を目指すが、襲撃の混乱の中、ダンゾウ一行は会場から姿を消してしまう。すぐさま追おうとするサスケだったが、その前に水影が立ち塞がった。水影と土影の二人を前に、サスケは新たな戦いへと突入する。

第425話『宣戦布告』

突如、目の前に現れたうちはマダラに驚く四人の影たち。マダラは救い出したサスケを時空間忍術で隔離すると、自らが掲げる『月の眼計画』の詳細について語り始める。マダラは九匹の尾獣のもととなった化物『十尾』を復活させ、自らその人柱力となり、世界を幻術にかけるつもりだという。「残り二匹の尾獣を差し出せ」との要求を拒否する四人の影達に、マダラは第四次忍界大戦を宣戦する。

第426話『サクラの想い』

マダラの宣戦布告を受けた影達は雷影を長とし、忍連合軍を結成。早速、大名の承認を求める事になる。その頃、鉄の国の宿屋ではナルトの元にサクラたち一行が到着していた。サクラがナルトに切り出した「大事な話」の内容に驚くナルトだが――。また同じ頃、遠方の地では演歌忍者キンちゃんに弟子入りしているキラービーの元に招かれざる客、暁の干柿鬼鮫が到着していた…

第427話『尾獣VS尾のない尾獣』

八尾入手の為にやってきた鬼鮫との死闘を繰り広げるキラービー。尾獣のチャクラをまとい戦うが、大食いの鮫肌は次々とビーのチャクラを喰らい、刀身を巨大化させてしまう。鮫肌は敵対する者のチャクラを奪い、刀の持ち主のスタミナにする能力を持っていたのだ。鮫肌より強大なスタミナを得た鬼鮫は、『尾のない尾獣』の真の実力を見せ付ける。一方その頃、逃げたダンゾウを追う青は、ダンゾウ配下のフーが仕掛けた恐るべき罠に捕らえられていた。

第428話『親友(とも)として』

サイの墨分身からサクラが言えなかった真実を聞くナルト達。サスケを想うが故に、一人でサスケを殺す事を決意したサクラの壮絶な覚悟にナルトはただ絶句する。そこに到着し、五影会談で起きた事件のあらましを伝える砂の三兄弟。我愛羅は自らの方針を伝え、「サスケの友としてナルトがすべき事」を問いかける。一方その頃、追っ手から逃れ先を急ぐダンソウたちの前に、突如マダラが現れた。

第429話『ダンゾウの右腕』

風影達からの情報を受け、今後の行動を決めるカカシ達。カカシがサクラを止めに向かい、ヤマトとナルトは先に里に戻る事になるが、一連の出来事に苦悩するナルトは過呼吸の発作を起こし、倒れてしまう。その頃、サスケは因縁の敵ダンゾウと対峙していた。ダンゾウの右手から現れたあまたの写輪眼に激怒するサスケは「イタチにうちは一族を抹殺させたのは本当か」と真実を確かめようとする。

第430話『禁じられた瞳術』

攻撃が通じない、ダンゾウの不可思議な術に翻弄されるサスケ。途中ダンゾウの呪印に動きを封じられるも、須佐能乎を完成させ、さらなる攻撃を仕掛ける。その中にできた一瞬のヒントに注目し、ダンゾウの術分析を始める香燐。間違いないと確信を得るマダラ。ダンゾウが用いているのはうちは一族の中でも禁術とされていた瞳術イザナギ――代償と引き換えに幻と現実の狭間をコントロールできる究極の幻術だったのだ。

第431話『志村ダンゾウ』

ぶつかり合い、互いに刺し違えたかのように見えたサスケとダンゾウ。勝負はイザナギを使うダンゾウの勝利に見えたが、ダンゾウは一瞬の隙を突いたサスケの幻術に落ちていた。イザナギの有効時間が既に尽きていた事を知らず、深手を負うダンゾウ。そして制御できなくなった初代火影の細胞が暴走を始める。目的の為何とか生きのびようとするダンゾウは、香燐を人質に取るが――

第432話『サクラの覚悟』

仲間達とともにサスケの行方を捜すサクラたち。鋭い嗅覚でサスケの居所を突き止めるキバ。するとサクラは突如、皆を眠り玉で眠らせようとする。サクラが始めからサスケを一人で倒す気でいた事を知り、憤るキバとリー。しかしサイがカカシの命によりサクラ、リー、キバをその場にとどめようとした事から仲間割れが起きてしまう。だがその隙を突いて動き出すサクラ。サスケの元にひた走るサクラの胸に、懐かしい思いが蘇る。

第433話『失われた絆』

過呼吸の発作から、宿での休息を余儀なくされるナルト。友としてサスケにすべき事はなんなのか。じっと考え込むナルトの脳裏に、少年時代から続く、さまざまな出来事が思い起こされる。今は何も知らなかった少年時代とは違う。大切なモノを得た喜びと、それを失う痛みを経験したナルトが導き出す答とは――。ナルトは宿を抜け出し、サクラとカカシの後を追ってサスケの元に走り出す。

第434話『背負うべき重荷』

サスケの元に辿りつき、サスケに同行して里を抜けると宣言するサクラ。その行動を疑うサスケは「自分の望みは木ノ葉を潰すこと」と伝えた上で、瀕死の香燐に止めをさしたならサクラの行動を信じると提案する。代わり果てたサスケの言動に息を呑むサクラ。クナイを握り締め、香燐を前に逡巡するその背中に、突如、殺意のこもったサスケの千鳥が襲い掛る。――しかし、間一髪でカカシが駆けつける。

第435話『宿命のふたり』

あわやという所で、サスケからサクラを奪い返すナルト。サスケの行動をとがめるナルトに、サスケは自らの手でダンゾウを殺めた事を告げる。うちは一族を穢した木ノ葉の全てを殺しつくし、うちはを浄化すると宣言するサスケ。その闇の深さに言葉を失うサクラ。カカシは師である者の勤めとして二人を逃がしサスケと闘おうとするが――隙を突かれてナルトに止められてしまう。制止を無視して、サスケ目掛けて突っ込んでいくナルト。迎え撃つサスケ。今、渾身の螺旋丸と千鳥がぶつかりあう。

第436話『一流の忍』

「一流の忍同士なら拳を交えただけで互いの心の内がわかる」。かつて「終末の谷」でのサスケの言葉のままに、サスケの心の内を読み取るナルト。それはサスケも同様だった。自分達は一流の忍となったと告げるナルトは自分達が戦えば二人とも死ぬのだと告げる。死の覚悟を持って憎しみの全てを自分にぶつけろと語るナルト。苛立ちを噛み締めるサスケの問いかけに対する、ナルトの答とは――

第437話『潜入者』

雷影に連れられ、雲隠れの里に帰還するビー。感涙するオモイとカルイと久々の対面を果たす。ビーに懐き、側を離れようとしない鮫肌だが…その行動の影には暁の思惑があった。一方その頃、香燐を連れ、眠らせた仲間達を回収して木ノ葉へ向かおうとするナルト達。しかし目覚めたサイの舌からは呪印が消失していた。ダンゾウが死んだため、術が解けたのだ。同じ理由でダンゾウの死に気付く木ノ葉の根の者達。木ノ葉に静かな動揺が広がってゆく。

第438話『動き出す大国』

中継会談で忍連合軍を承認する五大国の大名たち。影たちはそれぞれの里へと帰還し、すぐさま戦争の準備へと動き出す。上役達に召集をかけ、これまでの経緯を説明する我愛羅。五影会談に容易く潜入した暁の力と、ダンゾウの死の報告に戦慄する忍達。我愛羅はマダラの抱く野望を語り、この戦いに勝たねば世界は終わると告げる。同じ頃、木ノ葉に到着するナルト達。ナルトは出迎えるシカマルに、仲間達を集めるよう頼む。

第439話『火影はたけカカシ』

集めた仲間達にサスケは自分一人で倒すと宣言するナルト。釈然としない仲間達だが、ナルトはそれ以上を語らない。一方そのころ、カカシは火影不在の事態を打開する為、木ノ葉の上役たちから正式に火影就任の打診を受けていた。そこへカカシを永遠のライバルと呼ぶガイがやってくる。久々に真剣勝負をカカシに持ちかけるガイ。しかしそれは深い覚悟故の事だった。激しく火花を散らす、上忍ふたり。その勝負の果てに待ち受けるものとは――?

第440話『大ガマ仙人の予言』

妙木山にて、自来也より託された四象封印の鍵をどうするべきか話し合う、ゲロ寅、フカサク、大ガマ仙人。鍵であるゲロ寅がナルトに蔵入りするのが自来也の遺言ではあったが、それは九尾が暴走しかねない危険な行為でもあった。答を得る為、ナルトを呼び寄せ、予言を与える事にするが…。その頃、昏睡から目覚めた綱手は事態を把握し、戦争への準備を開始する。

第441話『蔵入り』

妙木山にて予言を受け、ゲロ寅を自分の中に蔵入りさせる事になるナルト。しかし、蔵入りを前に不安を覚え、思わず手を止めてしまう。九尾のチャクラには憎しみの塊である九尾の意志がついてくるものであり、自分を強く保とうとしてもそれを制するのは容易ではない。ナルトが負ければ、この世に九尾が完全復活してしまうのだ。恐れ、逡巡、後悔、決意。そしてナルトが選び取る選択とは――? 一方その頃、遠方の地ではマダラとカブトが接触を果たしていた。

第442話『五影の決断』

綱手より第四次忍界大戦の開始が近い事を告げられるサクラ。迫り来る戦争の気配を察しているチョウジに、開戦が近い事を告げるシカマル。木ノ葉の面々それぞれが、来るべき戦争を前に、守るべきものの為、静かに覚悟を決めていく。その頃、雲隠れの里では五影が集まり、今後の方針を相談していた。全体決定として人柱力を隠す条件を飲む代わりに、綱手が雷影に願った事とは…。

第443話『青年と海』

「人柱力を隠す」という作戦をナルトに気取られぬよう、建前上ナルトに極秘任務を与えて旅立たせる綱手。予言のタコ探しに胸を躍らせつつ、ヤマト、ガイ、アオバとともに船旅に出るナルトだが、突如その前に難題が持ち上がる。出航する湾の出口に船を襲う化物が出現する為、船乗り達が船を出さないのだという。先を急ぐ為、化物退治を引き受けるナルトたちだが――その最中、ナルト達は化物に果敢に立ち向かおうとする一人の青年に出会う。

第444話『紅州(ベニス)の商忍』

なれない船旅のせいで船酔いになってしまったナルト、ヤマト、ガイ、アオバの一行。特にひどいのはガイで、一行はひとまず付近の無人島に立ち寄ることにする。ナルトたちはその島で、サクラ、いの、チョウジと出会う。この島は薬草の宝庫といわれる島で、サクラたちは綱手の指示で薬草を集めに来たのだ。ナルトはガイが回復するまでの間、サクラたちの薬草集めを手伝うことにするが、行く先々で見つかるはずの薬草が見つからない。それもそのはずで、薬草はすでに紅州(ベニス)という小国の商忍たちがあらかた採集したあとだった。手ぶらで里に帰ることもできないサクラたちだが、商魂たくましい商忍たちもまた、より多くの薬草を手に入れようとあらゆる手段を駆使してくる。

第445話『呪われた幽霊船』

たちこめる濃霧のために、ナルトたちが乗る船は、海上で立ち往生を余儀なくされていた。暇をもてあました一行は、なぜか怪談話で盛り上がるが、お化けや幽霊の話が大嫌いなナルトは、強がってはみるものの怖くてたまらない。そんな中、霧の中から一隻の船が現れる。ナルトはそれが、さきほどの怪談話で聞いた幽霊船ではないかと思いおびえるが、乗っていたのは幽霊ではなく、ヒシャクという名前の少年水夫だった。だが、それなりの大きさの船でありながら、その船にはヒシャク以外の乗組員がひとりもいない。不審に思ったヤマトがその理由をたずねてみると――。

第446話『戦艦の島』

航海の途中、突然、砲撃にさらされるナルトたちの船。砲撃は巨大な戦艦を思わせる島からのもので、そのあまりの激しさについにナルトたちの船は大破してしまう。この島は、付近の海を荒らしまわる海賊たちのすみかだったのだ。金になるものは鉄くずから人間まで根こそぎ奪い去ろうとする海賊たち。その追っ手から逃れるため、ヤマトが木遁で作り出した即席の潜水艇で海中を進む一行は、偶然、見つけた海底洞窟に、一旦、身を隠すことにする。そこでナルトたちは驚愕の光景を目にする。非道な海賊に怒るナルトは、ヤマトたちとともに奇策を使って海賊に挑む。

第447話『忘却の島』

相変わらず船酔いがひどいガイが、飛んできた巨鳥に連れ去られた。ガイを助けるため、巨鳥が飛び去った方向にある島へと上陸するナルト、ヤマト、アオバ。早速、ガイの捜索を始めようとするが、そのとき三人はひとりの女性を見かける。話を聞こうと声をかけるアオバ。だが、なぜか女性は逃げるようにその場から立ち去ってゆく。思わず後を追ったアオバは、たどり着いた廃墟にあった資料から、この島に隠された恐ろしい秘密を知る。 一方、アオバと別れ、別の方向を進んでいたナルトとヤマトは、次々と現れる巨大生物やバケモノたちを相手に悪戦苦闘していた。

第448話『闘えロック・リー!』

それは昔、ガイの愛弟子・リーが、必殺技・裏蓮華を習得したお祝いをした翌日のことだった。あまりの喜ばしいできごとに、ハメをはずして飲みすぎたガイは、途中から記憶をなくしていた。それはなぜか夕べ一緒にいたリーも同じで、ふたりとも必死で記憶の糸をたぐりよせる。そしてガイは、漠然と思い出した記憶の中からある結論にたどり着く。どうやら自分はお祝いの席に選んだ店で、酔っ払った挙句、大暴れをするという醜態をさらしたらしい。何とかして師匠の面目を保ちたいガイは、リーの記憶が戻らないようにと、いきあたりばったりのでたらめな修業に巻き込み、気をそらそうとする。

第449話『食うか食われるか!踊るキノコ地獄』

水と食料の補給のため、ナルトたちの船はとある港に立ち寄った。ヤマトの指示で食料調達に向かったナルトは、そこでひとりの野菜売りと出会い、すすめられるまま珍しいキノコを買う。ところが、港での補給を終え、次の航海へと出発した船をとんでもない悪夢が襲う。 はじまりは急に体調を崩したヤマトが倒れたことだった。その後、食糧倉庫に見たこともない毒々しいキノコが大繁殖し、食料はおろか水までもが浸食されていることが判明。だが現在いる海域の特殊な海流のせいで、先を急ぐことも陸に立ち寄ることもできない。ナルトたちのサバイバル生活が始まった!?

第450話『影の逆襲』

数日間続く嵐に翻弄されているナルト達。ナルトは影分身を動員して膨大な仕事を片付けていくが、散々いいようにこき使われ、挙句上から目線の本体ナルトの態度に、影分身達の不満が一気に爆発。本体ナルトを監禁し、待遇改善を要求すべく反乱を起こしてしまう。慌てて影分身を解こうとするナルトだが、術はなぜか解けず――仕方なくヤマト、アオバ、ガイら上忍による救出作戦が開始されるが…

第451話『閉ざされた航路』

大戦を控え、仲間達の命を預かる責任を重く感じているシカマル。その考えを見透かしたように、シカクはシカマルを遠方の任務に送り出す。それは航路の途中の藻屑島にて、ナルト達と合流し、物資を補給する任務だった。無事目的を果たし、島を出ようとする一行だが、突如船は霧に包まれ、羅針盤の動きが狂い始める。そして襲い掛かる幾つもの危難――なんとかやりすごして海域から脱出しようとするナルト達だが、船は同じ場所を回るばかり。しかもこの現象は幻術ではなかった。

第452話『木ノ葉の女子会』

日向一族の集まりに召集されるヒナタ。当主のヒアシは集めた面々に、第四次忍界大戦に向けた一族の体制について説明する。ヒアシは後詰め、ハナビは若すぎるとの理由から、前線ではネジが一族を纏めるよう指示するヒアシ。宗家の嫡子を飛び越えての人選にざわめく日向家の面々をよそに、恩師・紅の見舞いに向かうヒナタ。見送るネジの脳裏には、この三年間ヒナタとともに行った修業の日々が蘇っていた…。

第453話『参上、偽?ナルト』

海からはなれ、久しぶりに陸を進むナルト、ヤマト、ガイ、アオバの前に「木ノ葉隠れのうずまきナルト」を名乗る盗賊が現れた。しかしその見た目は当のナルトには似てもに似つかない。本人を前に正体がバレ、やぶれかぶれでナルトに戦いを挑む盗賊。そこへ盗賊を追っているという忍者が現れた。実はこのふたりは仲間で、出世を夢見て名前を売るため、あちこちで自作自演の大捕り物を繰り返していた。そんなこととはつゆ知らないナルトたちは、現れた男に盗賊の身柄を渡し先を急ぐ。だが、「盗賊・うずまきナルト」のウワサは思いのほか広がっており、そのせいでナルトをかたるふたりは窮地に立たされる。

第454話『ナルトの愛弟子』

大戦を前に、木ノ葉隠れの里は準備に追われていた。緊張感の高まる里の様子にいつになく気持ちがたかぶり、自分も先輩忍者たちとともに戦場で敵と戦い手柄を立てようと意気込む木ノ葉丸。だが、まだ若く、見習いの身である下忍の木ノ葉丸が戦場にかりだされるはずもない。そこで、仲間のウドンやモエギを巻き込んで、どうしたら手柄を立てられるかについてサクラやシマカルたち先輩忍者の話を聞こうとする。だが、誰ひとりとして取り合ってくれず悔しい思いをするのだった。ウドンとモエギは功を焦る木ノ葉丸のことを心配するが……。

第455話『撫子のくノ一』

とある港にたどり着いたナルトは、女性ばかりの忍者の里・撫子(なでしこ)の里の次期里長・シズカとその従者・トキワと出会う。聞けばふたりは自来也の弟子を探しているという。撫子の里では、里長になるくノ一が、自分と戦って勝った男を婿にむかえるというならわしがあり、数十年前には自来也が、先代里長の婿候補となったことがあった。だが、そのときは戦いの決着がつかず、ふたりは勝負を自分たちの弟子に託した。 師匠たちの勝手な取り決めにより、シズカと戦うことを強要されるナルト。だが、お互いの気持ちを無視した婿選びのやり方に納得がいかず……。

第456話『仲間の背中』

木ノ葉隠れの里で忍者アカデミーの生徒たちを指導するシノは、生徒の質問に答えるため、自分がまだ下忍だった頃の思い出を話し始めていた。 あるときシノたち第八班は、ターゲットの盗賊忍者を追い詰めたものの取り逃がしたことがあった。その原因のひとつは、シノが敵に弱点をつかれたことだった。気を落とすシノを心配するキバとヒナタ。そんな三人に紅は、里の温泉地に行くよう指示する。温泉地でキズを癒しながら、キバやヒナタと修業に励み、苦手だった接近戦にも対応できるようになってゆくシノ。そんなとき、シノたちが取り逃がした敵が近くにいるとの報せが入る。だが、自分のいたらなさで任務に失敗したことを気にするシノは、キバやヒナタの仲間として戦うことにまだ迷いがあった。

第457話『ああ、憧れの綱手様』

大戦に備え、リーの八門遁甲(はちもんとんこう)を強化する修業に付き合うテンテン。テンテンが放った金属人形を持ち上げるべく、滝つぼに飛び込むリーだが、なかなか水面に浮上してこない。「さっさと上がってきなさいよ、リー!」仲間の力を信じ、声の限りに激励するテンテン。滝つぼを見つめるテンテンの脳裏には、少女時代に描いていた夢と、努力と熱血で走り続けたこれまでの日々が蘇っていた。

第458話『サイの休息』

久々の休暇に、足を伸ばして里の郊外を散策するサイ。復興が進んでいるとはいえ、まだまだ人手が足りていない状況を実感していると、壊れた建物の間で遊んでいる子供達に遭遇する。ふざけあう子供達の様子は、どこかサクラとナルトの様子を思い起こさせた。「仲間」と「友達」の違いを問いかける子供達の無邪気な質問に、苦笑するサイだが――

第459話『伝説の猪鹿蝶(いのしかちょう)』

偶然出くわした子供達のけんかを、見事な連携で止めるいの、チョウジ、シカマル。すると一部始終を見ていた老下忍のコスケが三人の連携を褒める。以前、コスケはアスマ率いるいのシカチョウの連携術に危うい所を救われた事があったのだ。当時を懐かしむシカマル達に、コスケは木ノ葉崩しの最中にコスケの命を救った、もう一つの「フォーメーションいのシカチョウ」の話を聞かせるが…。

第460話『キバの決意』

いつの間にか大きく開いてしまった『里の英雄』ナルトとの差に、歯がみするキバ。差を縮めるべく赤丸と共に修業に励むが、なかなか成果が出ない。思い余って、通りかかったカカシに修業を願い出るが、生憎カカシは所用に追われていた。しかしキバの思いを汲んだカカシはキバの修業相手とするために八忍犬を口寄せする。拍子抜けするものの、早々に八忍犬を倒し、カカシ本人に修業をつけてもらおうと意気込むキバはパックン達に挑んでゆくが――

第461話『カカシ、我が永遠のライバルよ』

最後の補給地を前に、旅の終わりが近い事を感じるナルト達。ここまで来ればもう安心だと安堵するガイとアオバだが、油断は禁物だと注意を促すヤマト。噂では最近、チャクラまでもコピーする変化の術があるという。気を引き締め、見張りに立つガイだったが――その晩、うたた寝しているガイの元に現れたのは…。

第462話『ナルトの誓い』

水の国領内の小島にて最後の補給を行うナルト達。同じ頃、岩隠れの赤ツチと黒ツチは水影宛の書状を携え、土影の使者として同じ島に降り立っていた。しかしそこへ突如、霧隠れの忍たちが襲い掛かる。通りかかったナルト、迎えに来た長十郎が助太刀に入るが、仲間の一人が深手を負ってしまう。この襲撃を企てたのは霧の上忍、巌流(がんりゅう)。巌流はヨスガ峠の悲劇と呼ばれる、ある事件の生き残りだった…。

第463話『上陸!楽園の島?』

ナルトたちは海での長旅を終え、ついに目的の島にたどり着いた。いよいよ大ガマ仙人の予言のタコに会えると大喜びのナルトだが、島に到着して早々、現れた化け物イカにナルトが捕らえられてしまう。それを助けてくれたのは、タコならぬ八尾の人柱力・キラービーだった。キラービーが尾獣を完全にコントロールした人柱力であると聞いたナルトは、自分も九尾の力をコントロールするために修業をつけてもらおうとするが、キラービーはあっさり拒否。仕方なく島での世話役・モトイにキラービーの修業についてたずねると、モトイはナルトを「真実の滝」と呼ばれる場所に連れてゆく。

第464話『キラービーとモトイ』

モトイから、今のままでは、尾獣を操るための修業に進むことができないと聞かされたナルトは、何かのヒントになるかもしれないと、キラービーについて詳しく話を聞くことにする。ナルトの気持ちを察したモトイは、かつて自分がキラービーに対して抱いていた気持ちと、自分が犯した過ちについて話し始める。 ――それは、キラービーとモトイがまだ子供だった頃、八尾はほかの尾獣同様、人間には従わず、暴走を繰り返し、そのせいで多くの犠牲者が出ていた。そんな中、モトイの父親が犠牲者のひとりとなり……。

第465話『さらなる試練!ナルト VS九尾!!』

キラービーという新たな師匠を得たナルトは、早速、尾獣の力をコントロールするための修業に取りかかる。 キラービー、ヤマトとともに真実の滝の奥にある遺跡にやってきたナルトは、尾獣と対話できるシステムになっているという領域で、自らに封印された九尾と対峙。自来也から託された封印のカギを開ける。九尾の力をコントロールするためには、戦ってそのチャクラを自分のものにしなければならないのだ。 ナルトと解放された九尾の戦いが始まった。

第466話『オレンジ色の輝き』

九尾の力をコントロールするため、自らの精神世界で戦いを繰り広げるナルト。それを現実世界で見守るキラービーとヤマトは、ナルトに現れた変化に焦りを隠せないでいた。憎しみの塊である九尾の影響を受け、一度はおさえ込んだはずの「闇」の感情が再びナルトの心の中に甦ってきたようなのだ。 その頃、精神世界では、キラービーたちの予想通り、ナルトが「闇」の感情に支配され始めていた。必死で抵抗するナルトだが、憎しみや絶望の感情は徐々にナルトを飲み込んでゆき……。 だがそのとき、ナルトの前に思いがけない人物が現れる。

第467話『狙われた九尾』

――ときはさかのぼり、木ノ葉隠れの里の長が、四代目火影だった頃。四代目火影・ミナトとその妻・クシナの間には、まもなく子供が生まれようとしていた。だがこの出産は、喜びと同時に大変な危険が伴うものでもあった。出産が迫ったある日、クシナは、三代目火影・ヒルゼンの妻に案内され、里から少し離れた場所に移動させられる。そして厳戒態勢の中、夫・ミナトに付き添われ、出産へとのぞむことになるのだが……。 ときを同じくして、木ノ葉隠れの里に不吉な影が近づいていた――。

第468話『四代目の死闘!!』

突如、現れた「仮面の男」に生まれたばかりの息子を人質に取られ、強引に「飛雷神(ひらいしん)の術」で別の場所へと移動させられたミナトは、安全な場所に息子・ナルトを避難させ、最愛の妻・クシナのもとへと急ぎ戻る。仮面の男のターゲットはクシナだったのだ。 瀕死のクシナを救い出し、仮面の男との戦いに突入するミナト。だが、強力な結界と厳重な警備をくぐり抜けるほどの力を持つ男との戦いは熾烈を極める。同じ頃、木ノ葉隠れの里では、封印を解かれた九尾の妖狐の襲来を受け、多くの忍たちが死闘を繰り広げていた。

第469話『「ありがとう」』

里への被害を最小限に抑えるため、自らの時空間忍術を使い、九尾ごと別の場所へと移動したミナトだったが、今の状況で使えるチャクラは残り少なくなっていた。そんなミナトに、やはり残されたチャクラの少ないクシナが力を貸す。クシナは九尾を道連れにして死ぬことで、夫や息子を救おうとしていたのだ。だがミナトにはクシナの覚悟が納得できない。生まれたばかりの息子を思う気持ちと互いを思い合うがゆえの言い争いの末に、ふたりはひとつの決断を下す。

第470話『珍獣VS怪人!楽園の戦い!』

ナルトが九尾のチャクラをコントロールするための修業に挑んでいることを聞いたガイは、自分も何か手助けできないかと真実の滝へとやってきた。 そんなガイの前に突然、奇妙な虫のようなものが現れる。それは大刀・鮫肌と同化した“暁”の鬼鮫だった。鬼鮫は、鮫肌と同化することでキラービーに近づき情報を集めていたのだ。集めた情報を“暁”に届けるため逃走する鬼鮫。その鬼鮫にガイが追いすがる。鬼鮫はこれまで何度となく戦いを繰り広げ、その実力を知るガイに対し強力な術を発動するが、ガイにも隠された大技があった。

第471話『鬼鮫という男』

ガイとの激闘の末、ついに捕らえられた鬼鮫。アオバはその鬼鮫から“暁”の情報を抜き取ろうと記憶の中へと入り込む。 かつての鬼鮫は、霧隠れの里で、仲間殺しなど裏の仕事をこなしてきた。仲間にとって敵なのか味方なのか、どこに向かっているのかもわからない自分を「偽りの存在」であると考えていた鬼鮫は、密かに霧隠れに潜入していたマダラに誘われるまま、“暁”のメンバーとなる。 そして、自分と同じ同胞殺しのイタチとコンビを組むことにするのだが、鬼鮫の心には、いつかイタチの言った一言が印象深く残っていた。

第472話『死へいざなう天使』

木ノ葉隠れの里で出会ったナルトに希望を託し、大切な仲間、長門と弥彦の亡骸とともに、故郷、雨隠れの里に戻った小南の前にマダラが現れた。マダラは、力を得るために長門の輪廻眼を狙っていた。 マダラが自らの野望のため、いずれ自分の前に現れるであろうと予想していた小南は、このときに備えて周到な秘策を用意していた。 仲間の亡骸とその思いを守るため、世界を混沌に陥れようとするマダラの野望を阻止するため、小南、決死の戦いが始まった。

第473話『平和への懸け橋』

やっとのことで追い詰めたものの、禁術を使い致命傷を免れたマダラに衝撃を受ける小南。そのときふいに、奇跡のような光景が目の前に広がる。やむことのなかった雨隠れの雨がやみ、美しい虹が現れたのだ。それを目にした小南の心に、再び希望がよみがえる。 平和な世の中を目指して戦い、死んでいった仲間たちの思いを受け継ぎ、つないでゆけるのはナルトしかいないと考える小南は、その妨げになるであろうマダラを葬り去るため、さらなる戦いを挑む。

第474話『ドS級極秘任務』

鬼鮫に情報を盗まれ、自分たちの居場所が特定されてしまうと危惧するヤマト達。ナルトとビーを移動させたいが、戦争の事を知られないよう、“動物たちの生態調査の極秘任務”として騙している以上、外に出す訳にはいかない。「移動はさせるがこの島にいてもらう」と言うモトイの秘策に従い、アオバはさらにS級ランクの極秘任務をナルトに与えて騙そうとする。 一方、情報が盗まれたと報告を受けた忍連合本部は、敵がナルトを奪いにくると予測し、増援を島に送る事にする。その増援に名乗りを上げた人物とは……?

第475話『芸術家再び』

ヤマトたちがいる場所は、雲隠れが昔から飼っている島ほどもある巨大な大亀だった。その甲羅の中で、S級任務だと思い込み生態調査を続けるナルト。しかし、外ではナルトを奪いに来たカブトとデイダラ、それを阻止しようとする土影たちとの戦いがすでに始まっていた。大亀をひっくり返してしまう程のカブトの激しい攻撃と、デイダラの爆弾攻撃に苦戦する土影たち。激しい戦いが繰り広げられる中、黒ツチの活躍によりカブトを捕らえる事に成功するが……?

第476話『集結!忍連合軍!』

ナルトを守り抜いた土影たちだったが、ヤマトが敵の手に捕らえられてしまう。外の事が気になり始めるナルトだが、ビーの機転により、尾獣のチャクラコントロールの修業に集中し始める。 一方、マダラの居場所を突き止めた忍連合軍は先手を打つため、各部隊に召集をかけ大勢の忍たちを一つの場所に集結させる。マダラ率いる“暁”も大量の白ゼツを用意し、手だれの忍たちを穢土転生で蘇らせ戦いの準備を進めていた。 準備の整った、忍連合軍と“暁”。ついに、第四次忍界大戦の戦いの火蓋が切られようとしている…!

第477話『出会い』

ナルトとサスケ、二人が出会った頃。ナルトには両親がおらず、里の人々から九尾の化け狐と毛嫌いされ、孤独な日々を送っていた。一方サスケも、両親を殺した兄、うちはイタチへの復讐を胸に、孤独な日々を送っている。違うようで、似たような気持ちを抱えた二人。仲が悪いながらも、サクラやカカシという仲間と出会い、絆が芽生えてゆく。しかし、サスケは“うちは”の血を引く天才忍者。サスケとの実力の差に、ナルトは焦りを感じはじめていた。

第478話『ライバル』

ケンカばかりのナルトとサスケだが、死の森での中忍試験では力を合わせ合格を目指す。しかし強敵、大蛇丸を前に足がすくんでしまったサスケは、信じられない力を発揮して戦うナルトを見て焦りを感じる。 雨隠れの忍との戦いでも力を合わせて立ち向かうが、ナルトの予想以上の実力でピンチを切り抜ける。急激に成長していくナルトの存在を、無視することができなくってきたサスケはナルトに負けたくないという想いとともに、自分は復讐者であることを改めて心に誓う。

第479話『亀裂』

サスケは仲間のために尾獣化した我愛羅と戦うが、力でも、憎しみの強さでも太刀打ちできなかった。さらにイタチが現れ復讐に燃えるサスケだが、まったく歯が立たず、イタチへの復讐を果たすためだけに生きてきたサスケは絶望に打ちひしがれてしまう。 自分の知らないところで異常なまでに強くなってゆくナルトに、自分の弱さを見せつけられるサスケ。さらなる力を求め、心が復讐の闇に染まり始めてゆくサスケの前に、大蛇丸からの使いが現れる。

第480話『離別』

木ノ葉を抜け、大蛇丸のもとへ向かってしまうサスケ。仲間だと信じ、命がけで助けようとそれを追いかけるナルト、シカマル、チョウジ、キバ、ネジたちの5人だが、大蛇丸の使いである音の四人衆がそれを阻止しようと立ちはだかる。 サスケのために傷つき倒れてゆく仲間たちの想いを胸に、サスケに追いついたナルト。ナルトは友であるサスケを止めるために。サスケはさらなる力を手に入れてイタチへの復讐を果たすために。終末の谷で、2人の想いが激突する!!

第481話『友のために』

それぞれの想いを胸に、テラスの上に立つ各部隊の隊長たちを見つめている戦闘大連隊の8万もの忍たち。一方、潜入偵察小隊がマダラのアジトを監視する中、ついに穢土転生部隊と10万もの白ゼツの大軍が出撃する。 しかし、戦闘が始まるのは時間の問題というさなか、集結した各里の忍たち同士によるいざこざが起こってしまう。まだお互いを信用しきれていない忍たち。その対立の波紋が広がってゆく中、連隊長兼、第4部隊長の我愛羅が演説を始める。

第482話『開戦!』

上空から敵の領地内に入ったカンクロウを隊長とする奇襲部隊のサイやオモイたちは、森の中に本拠地を設営する。一方、領地内から逃げている潜入偵察小隊は“暁”側の奇襲部隊、デイダラとサソリたちの襲撃を受けていた。命からがら逃げ延びてきた偵察部隊のムタがカンクロウたちの前に現れるが、デイダラたちもやってきてしまう。味方の忍を操り、さらに穢土転生でかつての味方を蘇らせて攻撃してくる“暁”。奇襲部隊同士の激突により、戦争の幕が切って落とされる!

第483話『サイとシン』

穢土転生部隊との戦いを繰り広げる奇襲部隊のカンクロウやサイたちの前に蘇ったサイの兄シンが立ちはだかる。傀儡使い同士カンクロウはサソリと戦い、サイは不死身のシンの体を利用したデイダラの爆弾攻撃にかつてない怒りを見せる。戦いのさなか、サイの絵を見て少年時代を思い出すシン。幼い頃から生活を共にさせ兄弟のように育ててから、最後に殺し合いをさせて感情を殺す「根」のシステムの中で生きてきたサイとシンの過去が語られる。

第484話『穢土転生の秘密』

九尾チャクラモードのコントロールに慣れてきたナルトは、ビーの指導により人柱力が使う最強の術を覚えるため、尾獣の修業の最終段階を迎えていた。 一方、みたらしアンコを生かしていたカブトを信用していないマダラは、穢土転生の術には本当に生きた体が必要なのか、その術のすべてを説明しろとカブトに問い詰める。輪廻眼を手にしたマダラを相手にするのは不利だと悟ったカブトは自分の思惑を胸に、穢土転生の術の説明を始める。

第485話『宿敵との再会』

上空をゆくサイとオモイたちを白が襲撃し穢土転生で蘇った砂のパクラ、岩のガリ、そして桃地再不斬の血継限界の忍達が迎え撃つ。そんな強敵を相手に窮地に陥るサイたちだが、カカシ小隊とサクラたちが駆けつける。カブトに操られている白は、もう一度私達を止めて下さいとカカシに頼むが、大蛇丸のチャクラを手に入れ強化されたカブトの力により意識が完全に縛られたかつての強敵、再不斬と白がカカシ達に襲いかかる!

第486話『最初の敵、最後の敵』

敵の手の内を読み反撃に出ようとするカカシたちだが、カブトの穢土転生の術により歴代のどの忍よりも強いとされる者から選ばれた霧隠れ忍刀七人衆が出現し暴れまわる!カカシ小隊にも犠牲者が出る中、過去に決着のついたはずの再不斬と白との無意味で悲しい戦いに終止符をうつため、そして想いをぶつけあった彼らの死に様を守るため、カカシは決死の作戦をたて完全に意識を縛られた再不斬と白に挑み、かつての戦いの光景が再現される。

第487話『木ノ葉の天才軍師』

我愛羅率いる第四部隊が待機する砂漠の一角に、カブトの穢土転生によって二代目土影、二代目水影、三代目雷影、四代目風影の歴代の影を冠する4人の忍が出現する。さらに臨戦態勢のダルイ第一部隊がいる海岸線には大量の白ゼツとともに、かつての仲間、かつての強敵が現れる。それを感知した忍連合軍本部は困惑し総大将の雷影自ら出撃しようとするがシカマルの父、奈良シカクがそれを阻止し冷静な分析と高い頭脳によって戦況を見極め的確な作戦を立てる。

第488話『それぞれの激戦!!』

海沿いの戦場ではダルイ第一部隊と数百もの白ゼツたちがダルイの放った嵐遁の術を合図に一斉に戦いを始める。無数のクナイが飛び交う中、大量の白ゼツに紛れて蘇った木ノ葉の忍ダンや日向ヒザシ、アスマたちが襲いかかってくる。かつて知り合いだった者や因縁のある者同士チョウザはダンとアスマを、日向ヒアシは日向ヒザシを迎え撃ち戦場が混沌と化していく中、さらに追い討ちをかけるように最強最悪の大罪人、金角銀角兄弟が立ちはだかる!

第489話『NGワード』

雷影も驚愕する程の金角銀角兄弟が戦闘に加わり雲の忍のアツイとサムイ、そしてダルイがそれに立ち向かう。しかし金銀兄弟は六道仙人の宝具と呼ばれる五つの忍具を操り、過去に二代目火影を瀕死にまで追い込んだ恐ろしい強さをもつ忍だった。果敢に金銀兄弟に立ち向かうアツイとサムイだがその忍具の前に打ち倒されてしまう。1人残され窮地に追い込まれたダルイは強敵を相手に死闘を繰り広げるが、金銀兄弟にはさらに恐るべき秘密が…。

第490話『金色の絆』

死闘の末、銀角を封印する事に成功したダルイだったがそれに激怒した金角が恐るべき姿に変身する。それはまさに九尾化した人柱力の姿だった!忍連合本部の綱手も驚愕し、どう金角を押さえるか手をこまねくが雷影には秘策があるという。それは金銀兄弟の宝具を逆に利用し封印する作戦だった。しかしそれだけでは封印するのは難しいと悟ったシカクは瞬時に作戦を考え、ある忍たちに指令を送る。その指令を受けたのは木ノ葉の忍、猪鹿蝶の3人だった。

第491話『ROAD TO SAKURA』

映画、ROAD TO NINJAの公開に先駆けて、劇場版と連動した企画を放送!! 突如、空中から現れて落ちていくサクラ。偶然それを目撃したいのが助けるも、森に落ちた衝撃でサクラは記憶を失ってしまう。里の事もナルトの事も忘れてしまってはいるが、ぼんやりとしたイメージだけは覚えているらしい。サクラが記憶喪失になった事を聞きつけた里の仲間達は、その微かな記憶を頼りにサクラの記憶を取り戻そうと一致団結するが…?

第492話『ミフネVS半蔵』

森を逃げる奇襲部隊員たちを蘇ったチヨバアと君麻呂、半蔵らが追撃する。一気にケリをつけようと半蔵が放った毒をくらい追い詰められるカンクロウだが第五部隊の侍と共に侍頭領ミフネが助太刀に現れる。かつては圧倒的な差でミフネを打ち負かした半蔵だが、今は全く太刀打ちする事ができない。それは“貴殿が己の信念を曲げたからだ”と言うミフネの言葉に半蔵はかつての自分を思い出し、侍と忍、互いの信念と信念を懸けた熱き思いが火花を散らす。

第493話『本当の優しさ』

いの、シカマル、チョウジたちの目の先には忍連合の忍と戦うかつての師・アスマの姿があった。アスマの元部下でありアスマの事なら誰よりも知っている猪鹿蝶に一番勝機があると見たシカクは3人に過酷な指令を下す。アスマが命を落とした時の最後の言葉を思い出し戦う覚悟を決める3人。いざアスマと対峙し再会を懐かしむ間もなく戦闘が始まり果敢に挑むが、覚悟が鈍り攻撃する事ができないチョウジはかつてアスマと組手をした事を思い出す。

第494話『完璧な猪鹿蝶!!』

アスマに叱咤激励され勇気を振り絞り殴りかかろうとするが、完全に戦意を喪失し攻撃する事ができないチョウジ。いの、シカマル、父のチョウザはそんなチョウジを奮い立たせるために自分の思いやアスマが託したもの、そして猪鹿蝶の一族に代々伝わる“耳飾のしきたり”の事を思い出させる。いのやチョウザが自分のために身を挺して戦う中、アスマを殴らない事は優しさではない、そして自分はまさに今変わらなきゃいけないと決意したチョウジは…?

第495話『心の中の手紙』

チャクラを遮断する部屋で修業をしているにもかかわらず、ナルトはチャクラモードにより金角の九尾のチャクラを感じ取った。外の事が気になり始め、部屋から出ようとするが意外な人物・イルカがそれを止めようと現れる。かつて自分を認めてくれた人物の説得でもナルトは止まろうとせず外に飛び出てしまうがその瞬間、仙人モードの感知能力によって各地で戦う仲間達のイメージが意識の中に流れ込み、ついにナルトは戦争の事を知ってしまう。

第496話『外道魔像の襲来』

ナルトが外に出てきた事を知ったマダラがついに動き出す…!戦場ではダンを結界に閉じ込める事に成功。さらにヒザシや角都も打ち倒す事ができ封印するだけの状態となった。そして何百もいた白ゼツもいよいよ残り1人となり忍達を勝利のムードが包み込む。が、しかしその戦場に静かに現れたマダラの口寄せの術により突如巨大な外道魔像が姿を現す。恐るべき力で大地を踏み砕き激しい衝撃で大地を削りその場にいる忍たちを次々と吹き飛ばしてゆく。

第497話『和解の印』

満月が浮かぶ夜、戦場に向かう森を駆け抜けてゆく九尾チャクラモードのナルトとキラービー。突如、精神世界の九尾がナルトに話しかけ「お前が本当に皆の憎しみを消し、受け止める事ができるのか」とナルトに問い詰める。サスケ1人救えなかったお前に何ができると言われたナルトはサスケと初めて出会った子供の頃の事を思い出し、憎しみに囚われたサスケをいまだに助け出せていない事を再確認する。そんなナルトをさらに九尾は追い詰めるが…。

第498話『狙われた医療忍者』

医療部隊テントのサクラとシズネは戦場で負傷した大勢の忍達の治療に追われていた。そんな医療部隊の元に白眼を使いすぎ、力を使い果たしたネジがやってくる。サクラの治療を受け一時の休息をとるネジ。しかし、チャクラでの本人確認が徹底されているにも関わらず、次々と上忍医療忍者が何者かに暗殺されてゆく。仲間の中にスパイがいるかもしれないという疑念により医療忍者たちが混乱する中、この目にかけて犯人を見つけ出すとネジは決意するが…?

第499話『白ゼツの罠(トラップ)』

キバ、シノ、ヒナタ達のいる部隊にも白ゼツが現れた。部隊の周囲には結界が張られ簡単には侵入できないはずだが、近くの炭鉱で結界が漏れている場所があるらしい。そこへ探索に来たキバたちは侵入してきた白ゼツに襲われ、戦いで起こった爆発によりはぐれてしまう。何とか無事再会した三人であったが“この中にニセモノがいる可能性がある”というシノの言葉によりお互いを信用できなくなったキバたちは、再び別々に行動することになってしまう。

第500話『芸術家の美学』

夜を迎え、第五部隊の侍たちが見張るカンクロウの傀儡の中にデイダラは捕らえられたままだった。捕虜となったデイダラと交渉するため訪れた黒ツチにより、デイダラはかつての戦いでサスケが死んでいない事を知らされる。それにショックを受けたデイダラは、侍に扮した白ゼツの協力により傀儡から逃げ出す。デイダラを追いかける黒ツチ、ミフネ、カンクロウ。だが、さらなる超究極芸術を完成させるため、逃げるデイダラの目の前に意外な人物が現れる。


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