Contents
- 1 第1話『亡霊たちは鎮魂歌を口ずさむ』
- 2 第2話『絶望は臆病者に勇気を与える』
- 3 第3話『患いの根腐れを望むなら、水瓶の穴を塞ぐな』
- 4 第4話『魂の花が咲けば、愛を失ったためしはない』
- 5 第5話『救世主は居やしないと約束の地は答えた』
- 6 第6話『無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す』
- 7 第7話『カードが示す愚か者は間抜けな道化師じゃない』
- 8 第8話『終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く』
- 9 第9話『生きる術は片手じゃ足りないが、生き方はそれでも余る』
- 10 第10話『“過去の敗北は幸運の兆しと共にある”』
- 11 第11話『“脱げなくなった鎧を外す時、不幸と幸福の種が芽を出す”』
- 12 第12話『“喝采が鳴りやんでも、声なき者の声は消せやしない”』
- 13 最終回・第13話『“翼ある者は翼なき者を背負い、翼なき者は翼ある者を祝福する”』
- 14 『NOMAD メガロボクス2』期待の声
※このページは2021年6月現在のものです。
放送 | 2021年4月4日(日)~ TOKYO MX・BS11にて |
話数 | 全13話 |
制作 | トムス・エンタテインメン |
声優 | ジョー/ノマド:細谷佳正 南部贋作:斎藤志郎 勇利:安元洋貴 サチオ:村瀬迪与 マック:宮内敦士 佐久間:小林親弘 白都ゆき子:森なな子 白都樹生:鈴木達央 アラガキ:田村真 ボンジリ:落合福嗣 ボンジリ回想時:れいみ サンタ:観世智顕 サンタ回想時:種市桃子 オイチョ:神戸光歩 オイチョ回想時:内藤有海 チーフ:田中美央 マーラ:ニケライファラナーゼ ミオ:日野佑美 リュウ:福西勝也 |
ストーリー
もう一度、夢を生きる―― 肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。その頂点を決めるトーナメント“メガロニア”に、ギアを着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。最下層の地下リングからたった三か月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。
みどころ
この題名のメガロボクスとはテクノロジーを集約させた格闘技です。そんなメガロボクスの大会が開かれていて、中でもジョーは生身でこの大会に挑んだようでした。そして時は経過して、ジョーはすっかり伝説的な存在としてメガロボクスの大会に名を刻んでいたわけです。人々もそんなジョーに熱中し、一躍時の人となるわけでした。伝説から七年が経過し、ジョーが再びリングの上にあがってきたそう。ギアはもう古びてボロボロ、さらに名前をノマドとも変えています。すっかり時代はジョーのころから変わりはてていて、あの大人気だったジョーの姿はどこにもありません。果たして戦線復帰した伝説のファイターはどこまで、リングの上で再び観客を沸かすことが出来るのか、伝説の再演に注目したいです。
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第1話『亡霊たちは鎮魂歌を口ずさむ』
人々が熱狂したメガロニアの決勝戦から7年後。ジョーは“ノマド”と名乗り地下のリングに立っていた。別人のような風貌に傷だらけの身体。そこにはかつてのチャンピオンの面影はなかった。ファイトマネーを稼ぎながら転々とする日々の中、ジョーはチーフという不思議な魅力の男と出会う。
第2話『絶望は臆病者に勇気を与える』
ジョーはミオという悪ガキにバイクを盗まれてしまう。バイクを探す中で「カーサ」と呼ばれる移民たちのコミュニティに辿り着くが、バイクは既に解体されていた。事情を知ったミオの母・マーラが修理と弁償を申し出るが、ジョーは長旅の疲れと鎮痛剤の禁断症状が重なり、その場に倒れてしまう。
第3話『患いの根腐れを望むなら、水瓶の穴を塞ぐな』
チーフは自分たちの家や仲間を守る為、これまで貯めてきたファイトマネーと今度のメガロボクストーナメントの優勝賞金とで「カーサ」の土地を買い取ろうとしていた。しかし、移民を町から追い出したい一心の氷川は、チーフの志を砕こうと執拗な嫌がらせを始める。
第4話『魂の花が咲けば、愛を失ったためしはない』
大会の決勝戦を迎えたチーフとジョー。対戦相手は氷川の子飼いのボクサー・クレイジー間宮。移民と反移民の観客で会場内は異様な雰囲気となる。一進一退の攻防の中、チーフはジョーとある約束を交わす。
第5話『救世主は居やしないと約束の地は答えた』
チーフと交わした約束を胸に、帰郷したジョーが目にしたものは廃墟と化した“番外地ジム”だった。子供たちの安否を確かめるべく訪れた虻八商店で、1年前に台風で川が氾濫し辺り一帯が被害にあったことを知る。
第6話『無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す』
突然戻って来たジョーを受け入れられず、苛立ちを抑えられないサチオは、ボンジリの店に居合わせた客と揉めて怪我を負わせてしまう。荒れるサチオを心配しながら、オイチョは決別のきっかけとなったあの日の試合を思い出していた。
第7話『カードが示す愚か者は間抜けな道化師じゃない』
勇利の愛弟子であり、デビュー以来無敗を誇る現役チャンピオン・リュウ。次の対戦相手であるマックは、大怪我から奇跡の復活を遂げた人気のメガロボクサー。対戦へ向けてトレーニングにも熱が入るリュウだったが、5年前のジョーとのエキシビションマッチに対し心残りがあった。そんな中、ジョーの帰還を耳にし、彼に会いに行く。
第8話『終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く』
ジョーも見守る中、リュウ対マックの試合が始まる。序盤はリュウが優位に進めるが、マックタイムを期待する観客の声援もあり、白熱した試合で会場は大いに盛り上がる。一方、ふたりの試合を観戦していた白都ゆき子は兄・樹生のある言葉を思い出していた。
第9話『生きる術は片手じゃ足りないが、生き方はそれでも余る』
マックの脳に移植されたチップ「Brain Encording System(通称ベス)」の安全性について疑念を覚えたゆき子だったが、経営者としての責任と、自身の理念との間で、どう動くべきなのか思い悩む。南部の墓前で偶然ジョーに出くわしたサチオは、相変わらず激しく拒絶する。少しの溝も埋まらないふたりを表すかのように、番外地にはまたしても台風が近づいていた―。
第10話『“過去の敗北は幸運の兆しと共にある”』
突然、マックの対戦相手に指名され戸惑うジョーだったが、番外地に再び灯りをともすため、自分に出来ることは何なのか思いを巡らせていた。そんなジョーへ心を開いていくボンジリ、サンタ、オイチョとは対照的に、どんどん孤立化していくサチオは、かつての南部の言葉を思い出していた。
第11話『“脱げなくなった鎧を外す時、不幸と幸福の種が芽を出す”』
修繕が終わった番外地では、これを祝うささやかなパーティーが開かれていた。ジョーは仲間たちの前で、この5年間の出来事を全て打ち明け、マックとの対戦についてある意志を告げる。一方のマックは、憧れのボクサーであるジョーとの対戦に、期待に胸を躍らせていたが、思いもよらない衝撃の真実を知ることとなる。
第12話『“喝采が鳴りやんでも、声なき者の声は消せやしない”』
ジョーは勇利の指導の下、アラガキを相手にトレーニングに励み、サチオは虻八とオイチョとともにチーフから受け継いだジョーのギアのカスタマイズに挑んでいた。マック戦に向けて再びチームがひとつになっていた。一方、全ての真実を知ったマックは、家族も佐久間も捨てて街を彷徨っていた。
最終回・第13話『“翼ある者は翼なき者を背負い、翼なき者は翼ある者を祝福する”』
遂にジョー対マックのゴングが鳴った。一進一退の攻防が続く中、ふたりを奮い立たせるものは、支えてくれた家族や仲間たちの存在だった。全身全霊でお互いの拳と魂をぶつけ合うジョーとマック。その闘いの後に人々に訪れたものとは―。
『NOMAD メガロボクス2』期待の声
「あしたのジョー」のオマージュであり当時1期が発表されたアニメジャパンで見たときはこの作品だ!待っていた!と思いました。当時の自分はセル画アニメに興味を抱いていた時期ではありましたがそれがこうして目の前で、しかもボクシングで叶いました。もちろんリアルタイムで視聴して期待どおりの作風とストーリーでした。「あしたのジョー」を知っているなら、セル画が好きなら、そしてSEASON2でアニメとしてその先という課題はどうなるのか。再び期待と魂が燃えます。(20代男性)
前作のメガロボックスはギアレスジョーが優勝し、引退して終わりましたが、今回は名前を変えて、ギアを装備して再びメガロボクスに挑むというストーリーです。
前作のキャラクターたちはどうなったのかも気になりますし、名前を変えた理由、ギアを装備しないという個性を捨てた理由など気になるところが多いです。
声優も前回と同様、小林親弘さんが続投というのもうれしいです。
明日のジョーをオマージュした作品なので今度こそジョーが死んでしまうのか展開が気になる作品です。(30代男性)
明日のジョーを原案とした「メガロボクス」の続編が放送されます。近未来のギアとボクシングを融合させた競技メガロボクスに関わる人たちの生き様を描いた熱いストーリーは見ごたえがありました。主人公は前作同様ジョーのようですが詳細はまだよくわかりません。チャンピオンとなったはずのジョーが”ノマド”と名乗り再び地下リングで戦うところから始まるようで、なぜそのような事になったのかが序盤の見所となるでしょう。新旧多くの登場人物が織り成す人間ドラマがこの作品を彩ります。泥臭さも健在のようで、今作では何を目指して戦っていく事になるのか見守りたいです。(40代男性)