Contents
- 1 第1話『キヨちゃんとすーちゃん』
- 2 第2話『特別な日のためのごはん』
- 3 第3話『秘策のごはん』
- 4 第4話『眠れない夜のために』
- 5 第5話『ずっと決まっているもの』
- 6 第6話『同じ雪を見ている』
- 7 第7話『キヨちゃん上京す(前編)』
- 8 第8話『キヨちゃん上京す(後編)』
- 9 第9話『仕込みさんの朝』
- 10 第10話『私の食べたいもの』
- 11 第11話『見習いさんの夜』
- 12 第12話『店出しのいちにち』
- 13 第13話『キヨちゃんのいちにち』
- 14 第14話『おうちのカレー』
- 15 第15話『雪の日の朝』
- 16 第16話『おたよりを待つひと』
- 17 第17話『花街のクリスマス』
- 18 第18話『花街の大みそか』
- 19 第19話『帰郷1日目』
- 20 第20話『初詣へ』
- 21 第21話『再び京都へ』
- 22 第22話『仕事始めの日』
- 23 第23話『始業式』
- 24 第24話『白いハト』
- 25 第25話『あったかいお昼』
- 26 第26話『風邪の日は…』
- 27 第27話『ご挨拶回り』
- 28 第28話『もうひとがんばりの夜』
- 29 第29話『豆まき百景』
- 30 第30話『お気張りの飲みもの』
- 31 第31話『おねがいごはん』
- 32 第32話『必死な妹と、その姉』
- 33 第33話『もうひとがんばりの夜』
- 34 第34話『お休みギョウザ』
- 35 第35話『すーちゃんのお休みの日(前編)』
- 36 第36話『すーちゃんのお休みの日(後編)』
- 37 『舞妓さんちのまかないさん』期待の声
※このページは2022年7月現在のものです。
放送 | 2021年10月~ TOKYO MXほか |
話数 | 全36話 |
制作 | Passione |
声優 | キヨ:花澤香菜 すみれ:M・A・O 健太:高山みなみ つる駒:松田颯水 おかあさん:片貝薫 おにいさん:小山力也 |
ストーリー
京都の花街を舞台に、舞妓さんたちの毎日の食事を作る「まかないさん」となった少女キヨと、舞妓をめざす幼なじみのすみれ、そして一緒に共同生活を送る舞妓さんたちの日常が、おいしいごはんを通してほっこりと描かれる物語。
みどころ
原作は同名のコミックが元になっているアニメでジャンル的にはグルメアニメの部類に入ると思いますが、この物語は着眼点が他のグルメ物のアニメとは異なっていて、京都の舞妓さんたちの共同生活をしている「屋形」と呼ばれるいわゆる寮が舞台という今までになかった所に注目した意欲的な物語だと思いました。主人公は舞妓さんになるために京都にやってきますが、才能がなくて仕方なく料理番のような役割に就く事になりますが、主人公の作る毎日の食事を通して描かれる日常生活を描いた物語になっていると思います。出てくる料理は特別な物ではなく普段目にする事の多いありふれたもので、細かい食レポのような解説などはありませんが、新たなジャンルのグルメ物の物語を切り開いた珍しいアニメであると思います。
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第1話『キヨちゃんとすーちゃん』
舞妓たちが共同生活をする屋形(やかた)でキヨはまかないとして働いている。キヨは幼なじみのすみれが舞妓の付き人をしている様子を街で見かける。台所に現れたすみれは舞妓になるため毎日頑張っていると語るのだった。その夜、舞妓デビューが決まったすみれは大喜びでキヨに報告するが…。
第2話『特別な日のためのごはん』
屋形(やかた)のおかあさんと踊りのお師匠さんは、舞妓デビューするすみれについて話をしていた。その場に居合わせたキヨは、すみれが百年に一人の逸材かもしれないと言われてうれしそうに目を輝かせる。一方、すみれは食事を後回しにして稽古を続けようとして先輩舞妓から心配されていた…。
第3話『秘策のごはん』
花街で働く男衆(おとこし)のおにいさんは毎日稽古を頑張るすみれに期待していた。一方、おかあさんはすみれがやせてきたことを心配していた。キヨはすみれのために精のつく料理を考えるが、すれ違う日々が続いて食べてもらえない。そこでキヨはすみれが食べたくなる秘策のごはんを作ることにした。
第4話『眠れない夜のために』
初めて髪を結い上げることになったすみれは、舞妓たちから髪を結った初日は眠れないと聞かされる。舞妓は寝ている間に髷(まげ)が崩れないように特別な枕を使うからだ。その夜、すみれは慣れない枕に悪戦苦闘する。どうしても眠れなくて夜中に台所へ行くと、そこではキヨが待っていて…。
第5話『ずっと決まっているもの』
デビューが決まった舞妓にはお座敷で名乗る名前がつけられる。すみれの舞妓としての名前が「百(もも)はな」に決まり、キヨは小学生の頃にすみれと名前について話したことを思い出す。その後もキヨはつい「すーちゃん」と呼んでしまい、「百はな」と呼ぶように注意されるが…。
第6話『同じ雪を見ている』
京都に雪が積もり、キヨは朝早くから一人で屋形の玄関先で雪かきをしていた。雪かきの音で目を覚ましたすみれはキヨを手伝おうとするが、スコップがなくてあきらめる。雪かきを眺めていたすみれは、キヨの後ろ姿を見ているうちに故郷の青森にいるような錯覚を覚え始める…。
第7話『キヨちゃん上京す(前編)』
約1年前。京都への出発を間近に控えたキヨは、青森の実家でおばあちゃんと最後の時間を過ごしていた。そこへ幼なじみのすみれと健太が現れて昔話に花を咲かせる。おばあちゃんはそんな三人に郷土料理をごちそうする。その夜、おばあちゃんは夜行バスに乗るキヨたちを見送るが…。
第8話『キヨちゃん上京す(後編)』
半年前。京都で舞妓になるための修行をしていたキヨは、ぼーっとしていつも叱られていた。キヨはまかないさんと仲良くなるが、そのおばちゃんも腰を痛めて入院してしまう。やがてキヨは屋形のおかあさんから、舞妓に向いてないから青森へ帰るようにと言われてしまい…。
第9話『仕込みさんの朝』
舞妓になる前の修行期間は「仕込み」と呼ばれ、舞妓の身の回りの世話や雑務をするのが仕事である。手伝いで仕込みの仕事をすることになったキヨは朝から掃除・洗濯と大忙しだった。その夜、キヨは料理をしながら、すみれと二人で仕込みをしていた当時のことを思い出すのだった。
第10話『私の食べたいもの』
キヨは晩ごはんの献立をどうするか悩んでいた。舞妓たちに何を食べたいかたずねるが、好物がバラバラで献立を決められない。その様子を見ていたすみれは好物のからあげが無性に食べたくなる。お座敷の帰り道で我慢できなくなったすみれは舞妓姿のままコンビニに入ろうとするが…。
第11話『見習いさんの夜』
すみれの舞妓デビューが間近に迫ったある日。すみれは他の舞妓たちと、デビュー前の見習いが締める帯「半だらり」の話をしていた。その夜、キヨはすみれがお座敷が終わった後も帰って来ていないことを知る。夜の街を探し回ったキヨは、神社の前で半だらりの後ろ姿を見つけて…。
第12話『店出しのいちにち』
ついにすみれの舞妓デビューとなる店出しの日がやって来た。すみれの支度が進む中、キヨも目の回るような忙しさを味わう。一息ついたキヨは、地元で人が大勢集まったときによく食べた郷土料理を思い出して台所で作り始める。そこへ支度の途中で抜け出してきたすみれがあらわれて…。
第13話『キヨちゃんのいちにち』
朝。キヨは寝ている舞妓たちを起こさないように起床すると、朝食を作り、舞妓たちを送り出して買い物に向かう。昼。キヨは稽古から帰宅した舞妓のために昼食を作り、料理の仕込みを行い、お座敷へ向かう舞妓たちに夕食を出す。夜。キヨは掃除をして銭湯へ行き、夜の京都を散歩する。
第14話『おうちのカレー』
まかないの仕事が一日休みになり、キヨはカレーを食べようと思い立つ。花街では、ある理由からカレーを食べるのは御法度とされているのだ。楽しみでそわそわするキヨを舞妓たちは不思議に思い、おかあさんはキヨに恋人がいるのではと疑う。休日になり、キヨは一人で外出して…。
第15話『雪の日の朝』
雪の日の朝。雪景色を眺めていたキヨは、地元ですみれ、健太と一緒に雪かきをしたことを思い出す。せっせと急いで雪かきするすみれ。雪をきっちり根こそぎすくう健太。こつこつと少しずつ進めるキヨ。三者三様で雪かきしたキヨたちに、おばあちゃんはある料理を作るのだった。
第16話『おたよりを待つひと』
青森のおばあちゃんの家を訪ねた健太は、郵便受けに手紙が届いていることに気づく。手紙の差出人がキヨだと知った健太は、学生時代のキヨとすみれが授業中にこっそり手紙のやり取りをしていたことを思い出す。そのころから健太はキヨの文字を見るたびに気になることがあって…。
第17話『花街のクリスマス』
花街では、クリスマスになるとお客さんの手土産がケーキになることがよくある。舞妓たちはケーキを今年は何個食べたという話題で盛り上がり、まだ1個も食べていないすみれはショックを受ける。「うちにだけクリスマス来てへん…」と落ち込むすみれに、キヨが取った行動は…。
第18話『花街の大みそか』
元旦に青森へ帰省する予定のキヨは、京都で大みそかの夜を過ごしていた。除夜の鐘が鳴るなか、キヨはすみれと一緒に風呂に入ったり、おかあさんからもらった福玉の中身を予想したりして一夜を過ごす。夜が明けて屋形を出発しようとするキヨとすみれを、意外な人物が待っていた。
第19話『帰郷1日目』
青森の実家に帰省したキヨは、おばあちゃんと一緒に正月を過ごしていた。そこへ健太とすみれが訪ねてきて、3人でお雑煮にかけるくるみだれを作りながらおしゃべりをする。すり鉢でくるみを潰しながら、キヨはすみれが花街で舞妓として活躍していることを誇らしく語るが…。
第20話『初詣へ』
キヨ、すみれ、健太の3人は初詣をするため神社に向かって雪道を歩いていた。青森で定番の菓子パンを食べながらにぎやかに進むキヨたち。神社で神様に願い事をしたあと、3人はおみくじを引く。くじの結果を見て落ち込むキヨだったが、すみれと健太はキヨのためにある行動に出て…。
第21話『再び京都へ』
正月が明けて、屋形に戻ってきた舞妓たちは地元のお土産を配りあっていた。屋形は正月休みのため、舞妓たちはおかあさんからもらったお小遣いで外食をすることになる。彼女たちが向かった先は、ふだんの舞妓姿では入ることができない憧れのスポット、ファストフード店だった。
第22話『仕事始めの日』
1月7日は花街の「仕事始めの日」である。屋形では舞妓たちが慌ただしく仕事の準備を始めていた。すみれは髪を結い、おかあさんに正月の挨拶をして、ハレの日に着る正装「黒紋付」の着付けを行う。着付けを終えたすみれが台所へ向かうと大勢の舞妓たちでごった返していて…。
第23話『始業式』
キヨは舞妓たちの部屋のテレビの電源がつけっぱなしになっていることに気づく。テレビには舞妓たちが出席する始業式の様子が映っていた。壇上では優秀な芸舞妓として百子が表彰を受けている。舞妓には姉妹縁組をする習わしがあり、百子はすみれの義姉に当たる存在だった。
第24話『白いハト』
舞妓が正月につけるかんざしは「稲穂とハト」の形をしていて、このハトには「憧れの人に目を入れてもらうと願いがかなう」というジンクスがあった。誰に目を入れてもらったという話題で舞妓たちが盛り上がるなか、すみれは自分のハトにまだ目が入っていないことに気づいて…。
第25話『あったかいお昼』
おかあさんが高級な牛肉を持って帰ってきた。さっそくキヨは牛肉を使った献立をあれこれと考えはじめる。一方、帰宅した舞妓たちは屋形の中が異様に寒いことに気づく。停電によって暖房器具が動かなくなっていたのだ。寒さに震える舞妓たちの前に、鍋を持ったキヨが現れて…。
第26話『風邪の日は…』
おかあさんが熱を出して寝込んでしまった。キヨは「あったかいうどんを食べて休めばすぐに良くなる」と聞かされるが、京都の透き通ったおつゆのうどんの作り方を知らなかった。おかあさんに京都のうどんを食べさせてあげたいキヨは、作り方を聞き、食材を探しに出かけるが…。
第27話『ご挨拶回り』
少しでも多くお座敷を経験させてもらえるように、すみれは花街のお茶屋さんを挨拶して回る「お茶屋さん回り」をしていた。相手が留守のとき、すみれは一筆箋にメッセージを書いて渡していた。あるとき、すみれはお茶屋のおかあさんから思いがけない理由で感謝の言葉をかけられる。
『舞妓さんちのまかないさん』期待の声
祇園の舞妓さんの市という置屋でまかないさんをする少女きよちゃんとその親友で幼馴染みの舞妓さんのスーちゃん(百花)を中心としたストーリーです。きよちゃんのつくる賄いはマンガで見ていてよだれがでてしまいそうです。アニメ版では美味しそうなメニューがどんなふうに表現されるのか楽しみです。できれば簡単なレシピ紹介コーナーなども期待しています。キヨ、スーちゃんそして故郷の青森にいる幼馴染のケンタの恋のベクトルもとっても気になります。(40代・女性)
前情報はゼロだったのですが、タイトルですでに惹かれている自分がいました。調べてみると、絵がとっても可愛らしい!主人公も舞妓さんも柔らかなイメージを受ける温かい絵柄だと感じたし、彼女たちが動くシーンを早くも観たくなってしまいました。しかも日常ものであり、料理ものでもあるところに一切のハズレ感がありません。日々の一品一品を大切に描いてくれそう!ほのぼのアニメもごはんアニメも好きなので、まさにご褒美。首を長くして待っています。(30代・女性)
舞妓修行をしている女の子、舞妓修行をしていたけれど舞妓を辞めて屋形のまかないさんになった女の子を中心とした物語です。ドラマティックな展開はなく、たんたんとした日々の暮らしがつづられていきますが、舞妓のすみれのストイックな修行への打ち込みぶり、それをマイペースにあたたかく見守るキヨさん(同い年なのにまさに「さん」づけしたくなるような存在なのです!)の思わず食べたく、作りたくなってしまうようなおいしいまかないたちをアニメでどう表現するか注目しています。(30代・女性)
舞子さんたちの毎日の食事を作るまかないさんということだけど、まだ幼い少女がどんな食事を作るのか、とても興味があります。しかも、まかないさんのキヨと、舞妓をめざすすみれは幼なじみだというから、そこから感動の友情ストーリーが描かれそうだなと期待しています。また、2人の絆が食を通して描写されるというのがすごく温かくなりそうな予感がしてワクワクします。美味しい食べ物は人を元気にするし、わたしも見てお腹をすかせながら楽しみたいです。(30代・女性)