Contents
- 1 第1クール
- 1.1 第1話『Wars of the Roses』
- 1.2 第2話『Father Is My Light』
- 1.3 第3話『I Am the Shadow, the Darkness Behind the Light』
- 1.4 第4話『I’m Afraid I’m Going to Lose the Answers I’ve Gotten and…Everything Else.』
- 1.5 第5話『If I Don’t Grab Your Hand, I Won’t Have to Let Go』
- 1.6 第6話『A man who has no awareness as king… A man who is not qualified to be king… Neither of them is fit for the throne.』
- 1.7 第7話『Even if I sin…』
- 1.8 第8話『Even alone, it wasn’t frightening. Rather… the loneliness has been kind ever since losing Father.』
- 1.9 第9話『I remember when Christmas was approaching. The time when I lost Father.』
- 1.10 第10話『My name is Richard Plantagenet.』
- 1.11 第11話『That is my… my punishment…』
- 1.12 第12話『Richard is dead, died alone in the woods that day.』
- 1.13 第13話『After all, this body is just a prison of the soul…』
- 1.14 第14話『Good night. Brother.』
- 1.15 第15話『If you hide it, you won’t feel sadness.』
- 1.16 第16話『The devil has the devil’s way.』
- 1.17 第17話『Because God has chosen this bloody demon.』
- 1.18 第18話『Your name.』
- 1.19 第19話『I will protect Edward. That child is my son.』
- 1.20 第20話『The light is overhead.』
- 1.21 第21話『It should still be in time now.』
- 1.22 第22話『Use your head more, damn brat. Don’t die even if you are weak.』
- 1.23 第23話『Mother …… Goodbye.』
- 1.24 第24話『Requiem of the Rose King』
※このページは2022年8月現在のものです。
放送 | 2022年1月9日(日)~ TOKYO MXほか |
話数 | 第1クール:全12話 |
制作 | J.C.STAFF |
声優 | リチャード:斎賀みつき ヘンリー:緑川光 ヨーク公爵リチャード:速水奨 エドワード:鳥海浩輔 ジョージ:内匠靖明 ウォリック伯爵:三上哲 ケイツビー:日野聡 マーガレット王妃:大原さやか エドワード王太子:天﨑滉平 アン:鈴代紗弓 イザベル:真野あゆみ エリザベス:伊藤静 セシリー:久川綾 バッキンガム:杉山里穂 ジャンヌダルク:悠木碧 ナレーション:大塚芳忠 |
ストーリー
中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていく…… 。シェイクスピアの史劇「ヘンリー六世」「リチャード三世」を原案に描かれる運命のダーク・ファンタジー!!
みどころ!
「オトメン(乙男)」の作者、菅野文さんが描くファンタジー作品。原作は、少女漫画でありながら王位を巡る戦争が中心となっています。前回の菅野文さんの長編作品である「オトメン(乙男)」とは打って変わり、登場人物の容姿がほぼ全員とても整っています。作中のキャラクターの視線の動きには見入ってしまうことも。アニメでこの美しさを再現できるのか期待大です。キャストは未定ですが、主人公リチャードはその中世的な容姿とバックボーンから、実力のある声優さんが抜擢されるのではないでしょうか。アニメーション制作の J.C.STAFF は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」や「とある魔術の禁書目録」シリーズを手掛けています。この2作以外も、作画がきれいでアクションシーンも見応えがある作品が多いです。「薔薇王の葬列」の華麗ながらも過激なシーンも、漫画とは違った見せ方をするのではと楽しみです。
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第1クール
第1話『Wars of the Roses』
「悪魔の子」。母セシリーから疎まれ育ったヨーク家の三男・リチャードは、誰よりも父であるヨーク公爵リチャードを慕っていた。父はリチャ-ドに告げる。「私はこれからこの国に大嵐を呼び起こす。黄金の環を手に入れ、必ずや戻ってくるぞ」。それは白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家が王座を巡って争う薔薇戦争の始まりだった。戦いの中、ランカスター勢に捕らえられたリチャードは、抜け出した森の中で羊飼いの青年と出会う。
第2話『Father Is My Light』
リチャードは父・ヨーク公爵とともに戦場に立つことを望む。しかし、その願いは母セシリーに阻まれる。「お前の言葉は呪いとなり人を破滅させる」。塔へと幽閉させられたリチャードは、その塔にランカスター家の王ヘンリー六世も囚われていることを知り、彼を殺して父に王冠を捧げたいと強く願うのだった。そのころヨーク公爵は、ランカスター家のマーガレット王妃率いる軍勢と激しい戦いの果てに虜囚となっていた。
第3話『I Am the Shadow, the Darkness Behind the Light』
父・ヨーク公爵は殺された。ウォリック伯爵は、ヨーク家の長男エドワードに王になるよう促し、エドワードはそれに応える。ロンドン郊外で行われるヨーク家とランカスター家の決戦。リチャードもまたそこで血を求め剣を振るっていた。「闇の中で。血の色しか見えない。だから埋め尽くすんだ……」。まるで薔薇の花弁のよう降り注ぐ血。戦はヨーク家の勝利に終わり、キングメイカー・ウォリック伯爵は、エドワードの婚姻を計画していた。
第4話『I’m Afraid I’m Going to Lose the Answers I’ve Gotten and…Everything Else.』
エドワードは、パーティーで接近してきた小貴族の未亡人エリザベスに心を奪われていた。狩りを隠れ蓑に逢瀬を重ねるエドワード。エドワードにつきあわされるリチャードの前に、以前出会った羊飼いの青年ヘンリーが現れる。互いの素性も知らない2人。降りしきる雨を別荘でしのぐ2人。「何だってかまわないさ。僕が好きなのは君自身なんだから」というヘンリーに、リチャードは無言で応える。雨は止まず、夜は更けていく。
第5話『If I Don’t Grab Your Hand, I Won’t Have to Let Go』
エドワードとエリザベスの結婚は、ヨーク家とウォリック伯爵との関係に大きな亀裂を生んだ。波紋が広がる宴席で、リチャードはバッキンガム公爵と出会う。「リチャード、考えたことはないのか?あんただって、王になれるんだぞ…!」。その言葉に戸惑うリチャードだったが、その胸中に父・ヨーク公爵の「私の名を残せ。王の名だ」という言葉が響く。父・ヨーク公爵の肖像画を前にしたリチャードのもとに、ウォリック伯爵が現れる。
第6話『A man who has no awareness as king… A man who is not qualified to be king… Neither of them is fit for the throne.』
エリザベスが女の子を出産し、エドワードと弟ジョージの間の対立は深まっていく。一方、ウォリック伯爵は、自身の次女イザベルとジョージの結婚を進め、さらに敵であったランカスター家へと接近する。マーガレット王妃は彼の忠誠の証として、ウォリック伯爵の長女アンと、ランカスター家のエドワード王太子との結婚を求める。だがエドワード王太子には結婚前にもう1度会いたい人物がいた。それはかつて出会ったリチャードだった。
第7話『Even if I sin…』
囚われの身となった兄・エドワード。エドワードの救出に向かうリチャードは、そこでランカスター家のエドワード王太子と出会う。互いに身分を隠しながら、行動をともにする2人。道中、エドワード王太子はリチャードに問う。「お前は、願ったことはないのか? たとえ罪を犯してでも、何かを手に入れたいと――!」。その言葉はリチャードの心に静かに響いた。そして2人は、エドワードが囚われるミドラム城に到着する。
第8話『Even alone, it wasn’t frightening.
Rather… the loneliness has been kind ever since losing Father.』
再び王座へと返り咲いたヘンリー六世。だがそれは彼にとって心を苛む日々の再来だった。一方、エドワードはリチャードに、ウォリックとランカスター家に与した弟・ジョージに対し、最後通告としてヨーク家の旗を届けることを命じる。密かに行動していたリチャードたちだったが、ランカスター派の貴族にヨーク派であることがばれてしまい、剣を交えることになる。戦いで傷を負ったリチャードは、巡礼に出ていたヘンリーと思わぬ再会を果たす。
第9話『I remember when Christmas was approaching. The time when I lost Father.』
月明かりの森の中、リチャードとヘンリーを夜の闇が包む。だが2人だけの時間は長くは続かない。迎えに来たケイツビーとともにリチャードは去っていく。「約束しよう。あの木の下で、また会おう」と声をかけるヘンリー。リチャードは交錯する様々な感情を押し殺し再会を約束すると、ジョージの元へと向かっていく。その頃、酔った頭で自分の人生はどこで道を違えてしまったのか自問していたジョージは、父・ヨーク公爵の亡霊を目の当たりする事になる。
第10話『My name is Richard Plantagenet.』
ウォリック伯爵に、エドワード王太子との結婚を命じられたアン。アンとエドワード王太子の間に愛はなかったが、船旅の中、互いの本音を話す事で友情が芽生え始める。一方、ウォリック伯爵はついに戦場でエドワードと対峙する。戦いは数で勝るウォリック伯爵が有利であったが、ランカスター派についていたジョージが、再びエドワード側についたことで勢力は五分五分となる。戦況が膠着する中、リチャードはバッキンガムを自らの代役とし、単身ランカスターの本陣へと攻め上る。
第11話『That is my… my punishment…』
約束の森で再び会おう。リチャードは、そう約束した相手が父の仇であるランカスターのヘンリー六世だった事を知ってしまう。ヘンリーへの感情とヨークへの背信に引き裂かれ自分を「殺せ」とつぶやくリチャードに、死にたいならその狂気のまま敵を殺し続けろ、とバッキンガムは迫る。それこそが自らに与えられた罰――リチャードは自覚する。一方、ランカスターのマーガレット王妃は抗戦を続けていたが、戦況の不利を悟り、アンにエドワード王太子の命を託す事にする。
第12話『Richard is dead, died alone in the woods that day.』
エドワードが王となり、歓喜にわくヨーク。だがリチャードの心は沈んでいた。「光はもう、二度と戻らない」。ヘンリーを捕らえた牢獄へと足を運ぶリチャード。そんなリチャードに兄・エドワードは、ヘンリーを殺せと命じる。「お前はいつも突然現れて……俺の傷口を、満たしては引き裂いた」。短刀を手にしたリチャードはヘンリーに自らの思いを語る。そして自らの秘密を明かすリチャード。その時、ヘンリーが語った言葉は……。
第13話『After all, this body is just a prison of the soul…』
第14話『Good night. Brother.』
第15話『If you hide it, you won’t feel sadness.』
第16話『The devil has the devil’s way.』
第17話『Because God has chosen this bloody demon.』
第18話『Your name.』
第19話『I will protect Edward. That child is my son.』
第20話『The light is overhead.』
第21話『It should still be in time now.』
第22話『Use your head more, damn brat. Don’t die even if you are weak.』
第23話『Mother …… Goodbye.』
半身であるバッキンガムを手にかけたリチャード。そこにアンが結核の再発を告白する。アンは、心優しい息子のエドワードを守るため、彼を廃嫡してほしいとリチャードに願う。愛するものが自らの手から零れていく残酷な運命を前に、リチャードはいないはずのバッキンガムを求めるあまり、ケイツビーを代わりにしようとする。だが、ケイツビーは「できません……。身体の熱で、魂をあたためることは」と答える。そんな状態の中、リッチモンドとの戦いは近づきつつあった。